18歳の自分に教えたいお金の作法 | 障害年金の御手続を遠回りしたくない方を、山陰松江に事務所を構える専門社労士がお手伝いしています

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【はい、本日のお題】
~18歳の自分に教えたいお金の作法~


現在着々と、来月上旬のセミナー準備中です。

素材はこういう感じです



対象は就職を控えた高校三年生。

島根県東部のとある市の
商工団体が毎年この時期に
開催しているセミナーで、テーマは「社会人とお金・社会保険」。

堅いテーマですけど、
大事な話です。

私が今まで講師を経験した
セミナーは全て社会人相手なので、
いわばお互い大人。
多少の言い間違いでも前後の文脈で空気を
読んで
もらったり、数々の滑ったギャグへの温かいまなざしを
いただいたり。(ありがとうございました)

高校生に、オヤジギャグが
通じるだろうか(汗)
そもそも高校生が、「社会保険」という言葉を知っているだろうか。

…私自身は知らなかったと思う。なのでそこからの説明になる
(しかもわかりやすく)

そもそも高校生が、
「社会保険労務士」を知っているだろうか

…私自身は24歳頃に初めて知った。親がその仕事をしてない限り
知っているわけがない。親がやってても知らないかも。

つまり、私が演壇に立っても配られた
レジュメを見ても、
「よくわからん奴が難しい話をする」というようにしか見えない。

話をまともに聞いてくれるだろうか
・・・・


現実に起きていないことで
不安をもつのはやめよう(笑)

この件、例年依頼をしていた地元の
先生が別におられたのですが、
色々な事情があって私に~とのこと。だから、粗相のないように
務めねば
来年のオファーがない!(よろしくお願いします)

グイグイ興味を惹く話をしないといかんわけで

切り口は
「景品付き勝ち抜き戦〇×クイズ」
途中展開は「山あり谷あり、人生すごろくゲーム」
ラストは、ホロッと涙を誘う「自撮りドラマの上映」
↑これはいらんか・・・

カカアと坊主2人の生活が
懸かってるから、張り切って準備して
しっかりしゃべるだよ!

だいたいセミナー準備中は
いつもこんな感じで自分を奮い立たせます。

しかしですよ、
今の高校三年生って、夏の選挙で一票持たされる子たち
なわけです。
春に就職すれば、稼ぎから所得税を納めるという点でも、
アルバイトや
同時期に卒業して大学に行く子らとは、社会参加する上で
違う感覚を持つはずです。


私がそうでしたから。


高校生が働くといったって、
夏冬休みの季節アルバイト代は全部
まるまる自分の小遣いです。
額によりますけど、普通はまるもうけです。
私はこれで高校一年の夏にドラムセットを買いました。
こんな感じの↓




嬉しかったな~

この為に
・レストランで皿洗い
・かまぼこ工場で製品製造
・自販機への飲み物補充
・魚のトロ箱への積み替え
・瓦工場で出荷作業
・郵便局の窓口

この他にも色々
やりました。

ドラム買った後「やかましい!」と
近所の婆さんに陰で散々ボロ糞に
言われていたと後で知りましたけど(笑)

ちなみにこの婆さんは「楽器」と「バイク」は不良の持ち物という
定義付けをしていたらしく、この定義に従えば私は正真正銘のワル
いうことになる。

話を戻します。

私は夏冬は必ずバイトして
いましたし、これ以外の時期でも
「今日来れる?」と言われた所へちょくちょくアルバイトに
行ってました。社会保険料が引かれることはなく、全部小遣い。

でも、バカじゃないですから、
働いた稼ぎから税金を納める
いうことは家族の会話なんかで知っているし、就職試験で
社会常識も問われましたから、わかってはいました。

ただ、
国に召し上げる金額がこんなにあるの?という事を数字で
知った時は、
「何すんだ。減ってるじゃないか!」と思いました。(子供か)

それに、「なんやかんやと税金の類を
とられるのに、使い道を
決める件には
関われんの?」と、19歳の時にあった国政選挙で
投票できず、
歯がゆい思いをしたのもよく覚えています。

周囲から変わり者扱いされていたので
(それが事実で自覚もある
んですけど)、
こういう話をしても当時同年代と話は合わな
かったですね。
グスン(涙)

セミナーに50人もいれば、多分、
こういう話のあう18歳も
一人か
二人はいるだろうと思って、彼ら彼女らのために資料作ります。

昔の自分だと思って。

なんか今日のブログ、情緒的に
まとまってきたぜ(ヒッヒッヒ)
「20年前にこういう話を真面目に聞いていれば、もうちょっと
お金
残せてたよな~」と思えるようなセミナーにしたいと思う
ところです。

そういえば、あの頃のお金、
どこへ行ったんだろ。
半分は腹のたるみか(汗)