病歴・就労状況等申立書で、「この上なく症状が悪い」とは? | 障害年金の御手続を遠回りしたくない方を、山陰松江に事務所を構える専門社労士がお手伝いしています

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【はい、本日のお題】

~「この上なく症状が悪い」とは~


おはようございます。

社労士の松原です。



一昨日の記事に「子どもの宿題を、

親が採点することになっている」

ということを書きました。

こちらです↓
http://ameblo.jp/m-office2012/entry-12217589468.html


で、その評価は次の三段階です

◎・・・よい
〇・・・ふつう
△・・・もうすこし


手が子どもですから、

「励ます」とか「
おだてる」という

趣旨で
大抵の日にちで◎をマークし、

「よくできまた」とか

「上手になったね~」という

言葉を添えます。


時々、理由ははっきりしないけど

渋々宿題をこなしているような

素振が見えれば、△をつける。


これが世間の普通の感覚だと

思っています。

今はこれで良いと思います。

(間違ってたらすいません)


でも、よく
考えたら、「◎」と

いうのは「この上なく良い」という

状態を指します。


これ以上何も求めることがない、

最高ですねっていう評価です。


毎日つける
のは、まあ、あと

半年くらいでしょうかね。


そして私は、「この上ない」とか

「まあ、普通ですね」っていう評価の

考え方は、障害年金の
手続で

自己申告書類として提出する

「病歴・就労状況等申立書」

にも通じるものがあると感じています。


どういうことかというと、


冒頭の画像のとおり裏面の

日常生活模様申告欄に、

日常生活の様々な場面での困り

具合を4段階評価でマークする欄が

あります。
この部分のことです。


具体的には、

着替え、
トイレ、食事、炊事、掃除、
洗面、入浴、散歩、洗濯、買物

の10の場面それぞれにおいて、

自発的にできたら「1」
自発的にできたが援助が必要だったら「2」
自発的にできないが援助があればできたら「3」
できなかったら「4」

とマークするものです。


御相談でも、

「自分の場合は又は家族の
生活状況を

あてはめてら、いったい
何番をマーク

するのが適正なのか
よくわからない」

というものがよく寄せられます。


あるいは、お話を聞く限り「3
」を

マークしてもよさそうな状態を

「2」と評価されたり、その逆も

あります。


私は基本的に

「自己申告書類なので、思うまま

記載されて構わないですよ」

とお伝えします。


ただしそのベースとなるのは、


・発病前はできた、発病後にできなく

なったという考え方をとること

・性格に由来する「できない(やらない)」

ではなく、単身生活を想定して必要に迫ら

れた場合はどうなのかという視点

・過大評価や誇張はだめです


というのが基本です。


この前提に立って

「この上なく重度」なら「4」ですし、

発病前と変わらず振る舞えるなら

「1」という選択もあります。


また、症状に波がある病気の場合。


落ち着いている時は身の回りの家事

くらいはこなせるけど、病気の悪い所が

騒いだ時には布団に伏せている場合。


こういう場合は、症状が悪い時の

事情を汲んで欲しいと普通思います。


であれば、病状に波があることと、

症状が悪い時の状態をマークした

ことを申立書に必ず書き添えるように

してください。

私はこのように作成しています。


これが、「ありのまま」です。




近頃、長男が第一次反抗期に

突入したのでは?という気配を

察知したので、今夜あたり

太字で「△」をつけてやろうかと

思います。笑




では今日の話はここまで!

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