なっなしてお前が
変人小山田くん
変人小山田くん
変人小山田くんが案内してる所は
バンマスの中野さん
初老のオッさんが
なん？この初老のオッさん
初老のバンマスの中野さん
初老のバンマスの中野さん
初老のバンマス中野さん
初老のバンマス中野さん
を俺に着せた…
ブッカブカやん！！…涙
初老のバンマス中野さん
おっとや〜…！
ひょっこり今給藜博美
『オイも行けば何とかなるとやないと？』
変人小山田くん
『うん、何とかなるばい！』
コイ達はやっぱいおかしか…怒
俺『ひょっこり今給藜博美は呼ばれとらん
とやろ？』
変人小山田くん
『うん！何も言われとらんさ』…キッパリ
俺『そがんテキトーでよかとこネ？』
変人小山田くん
『オイも知らんとさ〜』キッパリ
しっ知らんのか〜い！！怒
変人小山田くん
『オイの彼女が言いよらっけん…』
彼女ってあのゴーゴーガール？
はぁ？佐賀の彼女はどがんしたと？
snsも携帯も無い時代…
文通でもしとったんかい？
……やってたな…キッパリ
まっ、ベースマンやから…涙
変人小山田くん
『着いたけん！』ニヤリ
なっなんか〜？そのニヤリは！
変人小山田くんが案内してる所は
やはり長崎のバンドマンの必須アイテム
思案橋丸山遊郭跡へ連れて行かれたが
遊郭跡の中ではまあまあ立派な部屋へ
通された。
変人小山田くん
『紹介すっけん、こん人が
バンマスの中野さんたい』
バンマスの中野さん
『君が田中くんかね？』
初老のオッさんが
めっちゃ上から
ネイティブな東京弁で
俺に問いかけた…
なん？この初老のオッさん
めっちゃネイティブな
東京弁ばい
俺『ハイ、そうです』
私が変な…誰が変なおじさんやねん！怒
初老のバンマスの中野さん
『話は聞いてるよネ
今日から唄ってもらうから！』ニヤリ
でっ出たっ！今日から！
てか話も何も、
何処で何をどんな編成で
演るかも聞いてないし…
初老のバンマスの中野さん
『今日からこれを着て唄ってもらうから』
と言って真っ赤なジャケット
を持って来た。
俺『ちょっチョット待ってくれんですか？
オイはいったい なんば どがんとば何処で
唄うとですか？』
初老のバンマスの中野さん
『田中くんは何も聞いていないんだね〜
変人小山田くん君は何で
話さなかっんだ？』
変人小山田くん
『オイもな〜んも聞いとらんです。
何処で演るとですか？』
オイッ！！怒！
初老のバンマス中野さん
『ここら界隈では老舗のキャバレー
B&Bだよ』
俺達一同
『きっやっ キャバレー〜〜！？
そりゃぁ〜唄う場所かも知らんばってんがさ！
初老のバンマス中野さん
『田中くんチョットこれを着てみなさい』
と言ってさっきの
真っ赤なジャケット
を俺に着せた…
こっコートやん！！
たっ丈が膝下まであるやん！！
おっ俺はツイギーか？！
ブッカブカやん！！…涙
ひょっこり今給藜博美
『よかよかぁ〜！何とかなるばい！』
おっお前がいうな〜！
しかもコートの横から
顔出すな〜っ！
初老のバンマス中野さん
『困ったな〜…これしか無いんだよね』
数時間後このコートいやジャケットを着て
ステージに上がることになる…涙
今夜はこの辺で
よかろうか…
よかろうはずはなかろうばってん…
つ・づ・く