死産後の続きを書きます。
気分が悪くなってしまう方はこのページから離れてくださいね。
残っている胎盤を取り出す日になりました。
朝食を食べていると、看護婦さんが部屋までお迎えに来てくれました。
私は食べている途中でしたが、午前診が始まるまでに胎盤の確認をしないといけないと言うことでご飯の途中で内診室へ行きました。
診て貰うと、前と変わらず胎盤に血の塊があり、大きさも変わらないと言うことでした。
じゃあ予定通り午前診が終わり次第、処置をしましょうと言われました。
すると、股に何か温かい感触がありました・・・
ん???
なんだろう???
っと思っているとドクターが
「あっ。ごめん。
塊に器具が当たっちゃって出血しちゃった。
ガーゼ入れて出血止めるね。」
えぇーーーー
そんなことあるの
ビックリしましたが、ドクターは冷静だし大丈夫かなっと思い、私も冷静になれました。
ガーゼを入れて貰い、看護婦さんが下着を履かせてくれようとした時に
看護婦さん「先生ー。
ガーゼから出血漏れてて止まりませんよ。」
そうだろうな。
だって温かい感触あるもん。
ドクター「止まらないか~。
うーーーん。ちょっと待ってて。」
っと言って内診室から出て行ったドクター・・・
どうなるの???っと段々不安になっていると部屋の外では急にバタバタしている雰囲気がありました。
ドクターが部屋に戻ってきて
「もうこのまま処置しちゃいましょう
用意するしちょっと待ってね。」
えぇぇぇーーー
今からっ
心の準備が出来ていないんですけどーーー
周りは急にスタッフが増えました。
血圧を測ってもらい、点滴を付けられました。
助手?の人も来て、処置が慌ただしく始まりました。
心臓がドキドキして止まりませんでした
痛み止めも無しで処置になりましたが、耐えれる痛みでした。
ドクターの腕が良かったのかな?
ドクターは心配してくれ、何度も「痛くない??」と聞いてくれました。
そして、すぐに胎盤を取り出してくれました。
胎盤はすぐに病理に回されました。
ガーゼを詰めて貰い、下着を履かせて貰い、寝たままストレッチャーに乗せられ病室に戻りました。
看護婦さんから落ち着いたら、婦人科病棟に移りましょうっと説明してくれました。
朝ご飯の残りはどうする?っと聞かれましたが、バタバタしすぎてもうお腹も空かなくなり下げて貰いました
いきなりバタバタして心が追いついていなかったのか、病室ではずっとボーーー―としていました。
続きは死産後⑮に書きます。