この記事は、日本語で、書きます。
This article is intended for my Japanese audience. Thank you.
イランイランが、学習の記録をブログに挙げてくれました。大変貴重な資料で、私としても嬉しい限りです。以下、画像は有りませんが、全文です。
まず、一回は何もせず質問[ビデオ音声]を聞きました。[1回]
次に、 そのまま[では]、何回聞いても永遠にわからない[と思った]ので、会話を書き出しました。(写メ参照)
その次に、自分で声を出して会話文を読み、読めない単語をチェックしました。
それで、文章を目で追いながら会話を聞いてついて行く練習をしました。3回
ついていけない部分を確認し、その部分をリピートしました。3回
理解出来たと感じたので、今度は文章を見ないで頭の中で文章を思い出しながら、会話を聞きました。2回
最後に日本[語]の意味を考えながら聞きました。仕上げ1回
計 9 [10] 回約 1 時間使用[繰り返し聞き、学習]しました。
それで、どうしても聞き間違えしてしまう箇所がアバウト アンの箇所がバット ナウと聞こえしまうところです(写メ参照)
[]内は、私が、理解した補足です。
つまり、聴解力第一問の復習として、彼は 1 時間費やし、10 回聞いてほぼ完全に理解し、音声もマスターできたことになります。これは、私にとって、驚くとともに嬉しい記録でした。もっとかかるのではないかと予想し、イランイランが音(ね)を上げる可能性もあるのではないかと思っていたからです。ごめん。
そして、彼の考察の中にある、大切な2点についてこれから話したいと思います。
1. そのまま[では]、何回聞いても永遠にわからない[と思った]。という点。
これは、その通りです。書かれた英語で理解できても、それがどのように聞こえるかを知らないとまず音による理解ができません。
そして、音声を転写(文書に)してたものをみても、その英語が分からなければ、たとえ音声を完璧に聞けたとしても、内容が分かりません。
更に、内容の一般的常識(問題1の状況)が伴わなければ、音声と英語がわかっても、充分な理解ができません。
2. どうしても聞き間違えしてしまう箇所がアバウト アンの箇所がバット ナウと聞こえしまう。という点。
これは、私はおめでとうを言います。その通りなんです。
About an hour は、カタカナは書きたくないですが、バウナウヮと聞こえて当たり前なのです。これは以前にもT&N 1 と T&N 2に、書きました T を含む発音で、About an hour を、単語を区切らずに書くと、
aboutanhour
となります。
ここでは、an は n としか発音されません。T は、n の音が次に来ると、飲み込まれて消えます。その上、h は無音です。すると、音としては、
abou'nour
と聞こえることになります。
おまけに、about のアクセントは、O にありますので、a は弱音になり(ə-ˈbau^t)ます。バウ、と聞こえるでしょう。
ですから、About an hour の発音は、イランイランの言うとおり、バウナウヮ と、聞こえるのが正しく聞けた証拠です。
そして、ここで、仮に、but now と聞こえたとしても、それでは英語がおかしいと考えられるようになるまで、英語の勉強をして下さい。
また、例えこの問題一つが完璧に分かったとしても、次はまた別でしょう?という人がいるかも知れません。しかし、これは、幾つも同様の努力を重ねるに連れて、ある日突然、全く新しい問題でも、「あ、分かった!」という経験となります。
どうしても、文書による英語ばかりで勉強している人には、単語をひとつひとつ発音する癖が付いていて、実際に発音された場合に予想した音が聞こえないため、理解が困難になっています。なるたけ、文書の英語と、その音声とを近くに置いて、一緒に勉強して下さい。
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