明けない夜はないっ。 | My life is too absurd to be taken seriously.

明けない夜はないっ。

毎日毎日、淡々と日々を過ごしている。
ほんの時々に、大事な人達からアドバイスを貰いながら。
大きなダメージから立ち直る為に。

ピザ屋さんを呼んだ時、彼が玄関に出てくれる姿がフラッシュバック。
もう暫く出前はやめよう 。

忘れられなくて、恋しくなること、後悔していることばかりを思う。

仕事でナイスプレイがあった時とエラーが出たとき、飲みながら笑ってくれる人驚いてくれる人教えてくれる人だった。
時には仕事の相談をしてくれた。
料理を心配そうに見ていた。
下らないバラエティーを毎週一緒に見る。
人の弱さについて語った。
国について、政治について語った。
戦争の悲しさや、人の命の尊さについて語った。
人間の美しさに触れて、涙を見せた。
世界って凄いよね、って言った。

だけど、私の存在は彼にとって少なからずストレスになってた。
何か役に立たなきゃと思っていても見つけられなかった。
私は彼にとって、抱きつきたくなるような理想のオンナではなかった。
一緒にいればいるほど、自分が無価値に感じた。

私が彼の何処に居場所があるのか理解出来ていなかった。
結局、いつもと同じ失敗だった。
当たり前の幸せに気付かなかっただけ。

毎日、本当に全てが無意味に感じる。
彼がいない世界は、彼に出会う前の世界とは違う。
元に戻る世界が存在しないのだ。
自分の人生に自信が無くなった。
このままでは、本当にまずいということだけが分かる。

だから、まずはただただ毎日を淡々と過ごす。
もう一度自分を好きになるのに時間を掛ける。
自分を好きになったら、また人生を楽しむ。

毎晩、ひとりワインを飲みながらそう思えるようになってきた。