カレー屋のカツ | マンモス☆南北東西を駈ける

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グラビアアイドル・モデル撮影会「グラ☆スタ!」主宰/フォトグラフィック・オーガナイザーのマンモス☆南のサブブログ。日々の喜怒哀楽を吐露?!

昨日グラ☆スタ!チャンネルMondayの
あおいたーん(とやまあおい)の番組で、
彼女の拠点であるライブハウス
「代々木Barbara」
の特徴を語っていて、
「ライブハウスなのにお酒の種類が豊富」
とか
「ライブハウスなのにカレーにこだわってる」
とか、
他のライブハウスとは違うポイントを挙げた。

確かにライブハウスは音楽を聴くところで、
お酒やフードを楽しむのがメインではないが、
新しいライブハウスの楽しみ方として、
「美味しいお酒を飲みながら音楽を聴く」
「カレーでお腹を満たしながら音楽を聴く」
というのもあるんじゃないかと思った。

それは、他にない付加価値を作るというより
新しいエンターテイメントの形を
提案しているのかもしれない。

さっき、初めて入ったカレー屋で
チーズカツカレーなるメニューを食した。
同じ値段でご飯は大盛までできるので、
遠慮なく大盛を頂いた。

トンカツが大きくて、
ドロっとしたカレールーが、
トンカツはおろかご飯さえも見えぬほどかかり、
その上にとろけたチーズが乗っていた。

確かにこだわっていると思われるカツは
厚くて熱くて食べ応えがあった。

帰りにお会計をしながら、店主らしき方が、
「量足りました?」
と、あたかも私の体型では大盛でも足らぬかと、
微笑みながら聞いてきて、
私が答える間もなく、
「カツはね、トンカツ屋に負けないカツにしたくてね」
と続けた。更には、
「カレーの味が強いから、カツの味が負けないようにって思ってね」
と。

私は、
カレー屋に行くと大体カツカレーを頼むし、
トンカツ屋に行ってもカツカレーを頼むことがあるぐらい
無類のカツカレー好きだが、
カツにこだわるカレー屋こそあれ、
カレーにこだわってると思えるトンカツ屋には
出会ったことがない。

カツカレーというメニューこそ
決して目新しいものではないが、
カレー屋がトンカツにこだわると、
鬼に金棒のような気がした。

ひとつのものを極めることに留まらず、
貪欲に、工夫して、いろんなことができれば、
新しい生活の楽しみ方ができるのだろう。