本日16日は「和菓子の日」です。由来は承和15年(848年)、国内に蔓延した疫病の退散を祈願して、その年の6月16日、仁明天皇が菓子や餅を神前に供え、元号も「嘉祥」と改めたことにはじまる…とのことです。
毎年この時期、赤坂の虎屋本店にあるギャラリーでお菓子にまつわる展示がされていると伺い、先日行ってまいりました。
暖簾のかかった趣きある入口は老舗の貫禄たっぷり…そしてこの本店ですが、建て替えに伴い今年9月末で営業を終了とのこと(2018年に再開店予定だそうです)
ギャラリーもそれに伴い休館ということで、今年は今まで77回の展示を振り返るものでした。
ギャラリー内は撮影禁止なので画像でお伝えできないのが残念ですが、それはそれは見応えあるものでした。
1人1部と厳重に渡される「資料展のあゆみ」は77回の内容を書き連ねた年表形式の資料でこれだけでも相当の価値がありそうです。
機関誌「和菓子」のバックナンバーの中から何冊か興味あるものも購入できました…
眼福のあとは口福
和菓子の日にちなんで期間限定で販売される嘉祥饅頭
そして、この時期ならではの「あじさい」を模したきんとんは芸術の域
さらに、私がこの時期一番大好きな葛焼
見た目地味ですが、厳選された素材の旨み、そして何より独特のしんなりとしつつもぷりっと感じる食感がたまりません(残念ながら多分15日までの販売)
脂質制限のある私、ケーキはあまり食べられないので、脂質のない和菓子は心ゆくまでいただけてシアワセ