キューバ旅行2014 | メープルドロップ de フレンチカナダ

メープルドロップ de フレンチカナダ

人生流れのままに流されていたらいつの間にかカナダの東部まで流されてしまいました。2010年5月に長男、2013年1月に次男が誕生。雪国フレンチカナダでののんびり生活日記から育児奮闘日記化しています。

前回の記事でも触れた通り、


オリンピックが始まってすぐに、結婚5周年のお祝いを兼ねてキューバ旅行へ行ってきました。

 

 

 

 

 


キューバはカナダ人、特に雪深いケベックに住む人たちには、寒さから逃避行するための人気の旅行先らしい。

人気の理由のひとつは、その安さ。

ホテル滞在費からホテルの食べ物やドリンクにいたるまで滞在中にかかる費用がすべて旅行代金に含まれている、オールインクルーシブというパッケージがカリブ海周辺のリゾートでは主流なのですが、メキシコなどに比べるとその旅行代金がかなりお得らしい。



でもね、安いパッケージには安いなりの理由があるなと思った今回の旅。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

そろそろモントリオールの長い冬に鬱々としはじめた頃、相方から「キューバに行こう!」とうれしいサプライズ提案。

それが、出発3週間前。

はじめはね、

モントリオールがまだまだ雪に覆われた極寒の2月に常夏の太陽を浴びに行けるなんて贅沢!と浮かれていたのですが、

もうね、


出発からトラブルですわ・・・ガクリ

 

 

飛行機に搭乗して45分、一向に出発しないと思ったら、機材トラブルのため機体を変更しますのアナウンス。
出発に合わせてちょうどK坊が寝てくれたのに!

結局、3時間遅れの出発。
到着は夜中0時過ぎ・・・。

 


“遅れたお詫びに空港内でのお食事券40ドル分をもらったけど・・・”
 

私たちが今回滞在することにしたオルギンまでは3時間半のフライト。
Uキチは飛行機内で初めてスパイダーマンのアニメを見て興奮し、なかなか寝ませんでしたが、到着する1時間前くらいから眠りにおちる。

 

 


 

私たち以外にも、小さな子連れの若い家族が何組かいたんだけど、そりゃあこんな夜中に到着して、しかも子どもたちを入国審査で無理やり起こし(写真を撮られる)、みんな大変そうでした。

そして、結果からいうと、


なんと帰りの飛行機も大幅に遅れ(怒)、本当は夜10時出発の予定だったのが、出発が夜中の3時・・・。


みんな、特に子連れファミリーはぐったり。


バケーションに行ったのに、どっと疲れて帰ってきた原因のひとつはこれでした。


キューバ(今回滞在したホテル限定だけど)は気候とビーチは最高だったけれど、食事がどれもこれもいまいち(もしくはまずい)だし、いたるところでサービスがスローだし、完全なるパラダイスとは言いがたかった。

 

 


“食事は基本写真左のホテル内ビュッフェ”
 

オルギンという町は、ホテルのビーチリゾート内以外、何も見るものがないところだったので、1週間ずーっとホテルの敷地内で過ごしました。
イルカと触れ合うなど色んなオプションもあったんだけど、K坊がまだ小さいから無理に色々することもなかろうということに。

 

 

 

 


だから、その国の文化や建物なんかを見るのが好きな私は、到着3日目くらいですでに飽きた。
 

 

 

 


“ホテル敷地内はリゾートムード満点”

 


じゃあ、どうしてハバナやバラデロではなく、行き先をオルギンにしたのか。
 

 


それは、
 

 

 

他の場所のビーチに比べて、波が穏やかで、しかも浅瀬がずっと遠くまで続いていているため、100センチに満たないUキチくらいの子どもでもかなり広範囲で海を楽しめる、

という話を、キューバによく行く相方の同僚から聞いたからです。

実際、UキチもK坊も毎日毎日、たっくさん海で遊ぶことができました。

 


“波打ち際に座ると「きゃははっ」と大はしゃぎだったK坊”
 

実は、K坊はもちろんUキチも人生初の海遊び
 

 

 


“湿った砂の感触がおもしろい”
 

海の水がしょっぱいこととか、波がザブーンとかかる感覚とか、砂浜の砂はサラサラしていることとか、海を泳ぐ魚や砂浜の上を歩くヤドカリやカニの様子とか、毎日色んな発見をしました。

 

 


“ワイルドに砂浜を這うK坊”
 

 

浅瀬が続くオルギンならではだと思いますが、Uキチでも足が届くようなところでもたくさん魚を見ることができました。
 


“インコを頭に乗せたUキチ、この他にウミガメとワニとも写真撮った”

 

 

珊瑚の陰には、白黒黄色の縞々模様の熱帯魚なんかもシュノーケル無しで見ることができて、Uキチはとても喜んでいました。
 


“よく見かけたトカゲ”

 

大人たちはというと、

 

 

 


 

交代でUキチやK坊と遊び(大半は相方に任せてたけどw)、
 

 

 


 

ビーチにあるドリンクバーで、持参した水筒にたっぷりと注いでもらったカクテル(私は授乳中なのでノンアルコール)をビーチに並べられたベンチに寝そべりながら飲み、
 

 


“右のモヒートはキューバに来たら外せない”

 

 

K坊が昼寝に入ると、Uキチに砂遊びをさせながら私は読書。

これは、最高でした!!

基本、朝食を食べたらまずホテルのプールへ行き、

 


 

 

 

 


昼食を食べながらちょっと休憩して、
 

 


その後ビーチへ。
 


 

夕方4時前くらいまで遊んでから、ホテルの部屋でシャワーを浴び夕食へ。
 

 

 


“最近、変顔か不自然な笑顔の写真ばっかりのUキチ・・・”

 

ネットがないぶん、夕食を食べて部屋にもどると、子どもたちにお話を読んだらみんなで就寝というとても健康的な毎日でした。

ちなみに、↑の写真はホテル内にある、オマール海老を出す予約制キューバ料理のレストランで(もちろん代金は旅行代に含まれているので当日はいらない)、ここの料理はまあまあよかった。

 

 

 


 

今回のキューバ旅行、

子どもたちが美しいカリブの海で、たくさん海遊びができたのはよかったけれど、K坊くらいの子を連れて行くには、色々と心配しないといけないことが多すぎて、親はゆっくり休まるというわけにはいかなかった

というのが感想。

 

 

 

 

 


“ホテル敷地内でお土産も買える”

 

 

 

 

 


さらに、食事が合わなかったり、サービスがスローでどこに行っても行列で待たされるみたいなプチストレスが続いたのもよくなかった。
そして、私以外全員下痢気味になったのもよくなかった(滞在最後の方だったからよかったけれど)。

今回の感想は、オルギンにかぎったことなので、バラデロなど他の町、他のホテルに滞在したらまた印象が変わるのかも。

今回は飛行機が行きも帰りも大幅に遅れるという不運に見舞われ、滞在したホテルがいまいち私の中でヒットしなかったのもあって、残念な印象だけれど、

次回もし行く機会があったとしたら、K坊がもうちょっと大きくなってから、もっと考えて滞在先を選ぼう(私主導で)!


えんぴつ 最後に、次回の旅の参考にメモ えんぴつ
キューバ、アメリカからの経済制裁が響いて、物流事情がよくないらしく、私たちが当たり前と思っているものが簡単に手に入らないことが多いらしい。

☆持って行ってよかったもの☆
・薬各種

・必要以上の紙オムツ→ホテルの売店でも買えるけれど、質が悪いらしい

・ペットボトルの水→水道水の質が悪いので、歯磨きしたり食器を洗うにもペットボトルの水を使うのだが、基本各部屋に大きなペットボトル一本しか補充されない。お願いすれば何本でも持ってきてくれるが、すぐ忘れられる

・食器用洗剤&スポンジ→K坊用の食器やボトル、自分たちの水筒を洗うため

・蓋つきのプラスチック容器→ビュッフェでK坊のおやつ用のシリアルを補充して部屋に持って帰るのに便利だった

・ハンドソープ→Uキチが自分で簡単に手を洗えるから、ホテルには固形石鹸のみ

・水に混ぜるだけの赤ちゃん用シリアル

・ケチャップ

・ホテルの部屋で遊べるもの(パズルや迷路、車等)


★持っていけばよかったもの★
・洗濯ひも

・ヘルペス用塗り薬→私用に

・ティッシュひと箱→滞在したホテルの部屋にはなかった、ポケットティッシュを何個か持って行っていたので助かった

・水中用カメラカバー

・予備のビーチサンダル→私のビーチサンダルが壊れた

・ウォーターシューズ→オルギンのビーチは所々水中に石や珊瑚が転がっていて歩くのが痛かった

思い出したらまた随時追加します。