昨日に引き続き、うちの子の行動に、感心しました。
うちの子は、初めて食べるものは、我々の手からあげても、しばらく時間がかかりました。
最初、においをかいで、考えては角度を変えて~
ですが、フードに関しては、新しいものを買ったときは、今のフードに少しずつ混ぜて出していました。
その場合、一瞬気がついたら考えて、ふんふん匂いを嗅いだら、割と早くに食べていました。
所が今回、今までで一番と思えるほど、時間がかかったようです。
今のフードがお腹にも良く、私も数ヶ月メインフードとして食べさせ続けたのですが、先日、食欲がなくなりました。
獣医さんには病気ではないと言われ、一応薬ももらいましたが、一過性のものと思われました。
やはり飽きたのではないかと思い、また思い切って切り替えることにしました。
次のフードを物色していて、気になるものがありました。
以前は外国製のものを食べていましたが、粒が大きく硬い事から、吐き戻す事が多く、辛そうにしていたので国産に切り替えました。
国産は、手作りで柔らかいものばかりです。だから、おやつや補助では硬いものも食べさせていました。
所が国産の無添加でお肉が多いものは、賞味期限も短く、保存も気を使います。
これから暑くなります。
今度は、外国製ですが、外がかりっと中は柔らかいそうです。
それでも無添加で、賞味期限は長めです。
しばらくはこれをメインに食べさせてみようかと思い、大き目の袋を買いました。
この夏は冷蔵保存をしなくてもよさそうです。
早速今のフードに少し混ぜて出してみた所・・・
これまでにない反応でした。
全て器から出して、じ~っと遠くから眺めて、匂いを嗅いでいたのですが、食べるまでの工程が長いのなんのって。
相当考えて、匂いながら、最後の最後に食べたそうです。
我々が普通に食事時に出すもので、ここまで警戒して食べないのって凄いです。
初めて動物病院に連れて行った時のことを思い出しました。
その時はまだパピーちゃんでした。
先生は、いい子にしていたら、ご褒美にフードを一粒ずつあげながら、他の子たちも診察をしていました。
所がうちの子は、診察は大人しくしていて、先生をてこずらせることはなかったのです。
だから、喜んでフードを食べさせようとして下さったのですが、うちの子は絶対に食べようとしません。
全て、下に落としてしまいました。先生はびっくりされていました。
フードをもらって落とす子は、うち以外に居ませんでした。みんな喜んで食べていましたから。
しかも、そのフードは大手の有名なものです。
うちのブリーダーさんが、ずっと食べさせていたフードのひとつです。
知らない味ではないのに、食べなかったのですよね~
先生は複雑な顔をされていました。
うちの子は、お散歩中にも、拾い食いをしたことはありません。
食べ物が落ちていることもあまりないのですが、タバコやその他、落ちているものを拾って口に入れることはありません。
タバコに関しては、私も神経質になり、近づけないようにしています。
今時、わざと毒を仕込んだソーセージやお肉を公園にまく輩も珍しくないご時勢です。
たとえ「可愛げがない」と思われても、誰にでもついて行かない、何でも食べないぐらいのほうが丁度よいと思っています。
でも、ここまでの警戒心って一体どこから生まれたんでしょう?
私は、何の訓練も受けさせたりしていませんし、自分で訓練もしていません。
今でもわんちゃん同士のお友達が出来ない地域なので、可哀想だと思っているぐらいです。
考えられるのは・・・
うちの子、世間一般で飼われるよりは、随分遅くに我が家に迎えました。
それまで母犬とは、べったり一緒に暮らしていたのです。
母乳を終えて、フードに切り替わっても母犬と一緒に居ました。
母犬は、生きていくうえで必要なことを子犬に教えると聞いています。
しっかり教わってきたとしか思えません。
今更ながら、うちの子のお母さん犬には感謝です。
自分では教えられませんから~