わたしの乳がんは、Her2陽性だけど、ホルモン陽性でもあるのでホルモン療法を受けています。はじめの3年ぐらいはタモキシフェンでしたが、子宮体癌のリスクが上がることと、乳がん再発のリスクを減らすために、アロマターゼ阻害剤に変更したいと主治医に言い変えてもらいました。

はじめのうちは、副作用も特になくて問題ありませんでしたが、どうもエストロゲンが減り過ぎで関節痛、手足のこわばり、気分の浮き沈みが激しくなる、認知の低下が起こっています。

 

10年、ホルモン療法を受けるつもりでしたが、うーん、どうしよう?と気持ちが揺れています。

 

 

正直アルツハイマーはがんの再発より嫌なんだよね。絶体嫌。無理。

 

女性のエストロゲンの量とアルツハイマーと関連があって閉経が早いとアルツハイマーのリスクもあがるとか。ホルモン療法していると、頭の働きが悪いとか、度忘れが多いとか聞くんだよね。

 

これって、海馬の神経細胞が減少しているんだと思うんだよね。

 

それを補えるのは、今のところ、ランニングぐらいしか思いつかない。

 

そう、走る体力があるならやるべきだよ。再発のリスクも下がるし。関節痛、骨密度の低下も抑えられると思う。

 

今度、骨密度の検査もすると思うけど主治医に10年を7年か8年にできないか相談しようと思う。

 

エストロゲンって凄く重要な働きをしているんだ。ああー、乳がんでなかったらなあ。

 

乳がんは、早期から血液に転移してがん細胞があるらしい。わたしのようにリンパ節転移で見つかった場合、微小転移していることは間違いない。だから、抗ガン剤、分子標的薬、放射線、ホルモン療法をすることで再発を予防することになると思う。微小転移しているがん細胞が大きくなるまで育つか?消えるかはその人の免疫の働きによって違うけど、ハーセプチンは免疫細胞を引き寄せる働きがあるから、効く人にはとても効果的な薬。術後これでもかってくらいハーセプチン、パージェタの点滴した。

 

治療に関してはそのときできることはすべてやったから後悔はしていない。

 

 認知低下については、家族はそう思っていないみたいだけど以前よりも難しい本が読めなくなっている。乳がん治療前は頭が冴えていたけど今は霧がかかっているみたいに鈍いんだよ。でもオリヴァーサックス博士の本を読むと補うように発達する部位があるから工夫次第かなあ?試しに認知に良いという乳酸菌でも飲もうと思う。