中井久夫先生の本には、回復期の初期には眠りが訪れるとともに悪夢を見るということが書かれています。
最初は、ヘドロのような夢、それから怪物などが登場、そして人物が。
娘も最近夢をよく見るそうですが、それは少し怖い夢で本にしたら面白そうです。
その夢をメモして創作するといいのではと思います。
息子は絵を描くと夢をだんだん見なくなるとか。
でも絵を描いているときは、寝ながら描いているような、レム睡眠を起こして描いているから絵を描く行為が夢なのかと思ってしまいます。
夢って無意識だから面白いです。
精神疾患があり、治療を受けている人で様々な症状を抑えてしまう家族がいるけど、それは回復から遠ざけることをしていると思います。回復の過程には様々な症状があります。
たとえ、悪夢を見ていたとしてもそれを悪夢と自覚しているのなら病的なものではなく、創造性でもあるのだからすべて抑えるのはナンセンス。
アイデンティティを奪うようなもの。器だけのもぬけの殻になり、つまらない退屈な人生になると思う。だから、リスクがあってもわたしは子どもの力を信じて見守ります。