5月28日(土曜)宮城県在住の友人に亘理町荒浜の被災地を見せていただきました。

震災から2カ月半を過ぎましたが6号国道の亘理警察署を右折、海岸に向かい常磐線を横断すると様相が一変し思わず息をのみました。

震災以来、毎日のように新聞、TVで被災地の様子が報じられない日はありませんでしたが実情はそれをはるかに超える惨状です。うずたかく積み上げられたガレキの山、住宅にのしかかったままの車、全壊の家、骨組みだけの家、人影の全くない町をガレキを運ぶダンプと自衛隊車両、警視庁応援のパトカーが走っているだけです。津波で破壊された新築の家の白いカーテンが風にふかれて揺れている風景に胸が締めつけらる思いでした。

車外に出てカメラのシャッターを押すこともはばかれ、数枚の記録だけで帰路につきました。(画像はそんなわけで今回添付しません)

宿泊したホテルにも被災された方々が30名ほど滞在してるとのことでした。

仕事、子供の通学、日々の生活、そして将来など不安と心配でいっぱいだと思います。長期の支援が必要です。