☆アトピーが悪化してから、汗をかかなくなった
こんにちは、松本比菜(まつもとひさ)です。
ご相談者さまからよくお尋ねいただくことに、
「汗」
があります。
よくあるのが、
・アトピーが悪化してから汗をかかなくなった
・よくなってきて、少しずつ、汗をかき始めるようになって、痒い
というもの。
これ、どうして起こるのでしょうか?
まず、通常、汗ってどんなときにかきますか?
そう。
運動して、身体が温まったときですね。
つまり、汗は「余分な体温を外へ逃がす」働きをしています。
ところが、アトピー性皮膚炎で皮膚の仕組みが破壊されると、汗をかいて体温を外へ逃がすことができなくなります。
だから、症状のピークのときって、汗をかきませんし、ちょっと動いて身体が温かくなったとき、皮膚が真っ赤に腫れ上がり、とてつもない痒みが襲ってくるんです。
思い当たること、ありますか?
漢方薬&養生で、少しずつアトピー性皮膚炎の勢いが鎮まると、皮膚が正常な働きを取り戻していきます。
うぶ毛が再生し始めて、徐々に汗をかけるようになるんですね。
これは、回復してきたよ、正常な皮膚の構造が復活してきたよ、ということで、とてもよいことです。
しかし、汗は、塩分を含むので、まだ弱っている皮膚にとっては刺激になり、痒いんですよね~!!
今度は、汗をかいたら、その汗を早く拭き取ることがとても重要になります。
これ、まつもとが自分でもよく使うし、ご相談者さまにもオススメする、中医理論でつくられた「かゆみ止め」のスプレーです。
これをタップリスプレーしてから拭き取ると、出先でも「簡易シャワー」の効果があり、痒みも落ち着くのでとってもラクです。
汗をまたかけるようになってきたというのは、間違いなく皮膚が回復してきた証拠です。
せっかく治ってきたのだから、汗で痒くて皮膚を掻き壊してしまわないように。
再生してきた皮膚をいじめないように、しっかりケアしてくださいね!
アトピーを治すための、正しい食べ方(食養生)は、こちらで学べます。
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