☆ニキビの見分け方と治し方をお話ししました
こんにちは、松本比菜(まつもとひさ)です。
昨日は、薬局・薬店の先生方を対象に、
「ニキビの見分け方と治し方」
についてお話ししておりました。
ニキビでは、皮膚表面にプツプツ盛り上がりができます。
盛り上がったところには、何らかの「何か」が存在します。
「何か」の種類を見分けて、適切に分解・排出する漢方薬を選びます。
また、そもそもニキビは「感染症」なので、感染しやすい状態を改善する必要もあります。
これを同時に行っていくことが大事。
さらに、ニキビの出ている部分は「炎症」のせいでうるおいが消耗されやすく、意外に乾燥していることも。
そんなときには、皮脂の状態、皮膚の状態を整えながらニキビを改善するとよいです。
あと、マニアックですが、うるおい不足で皮脂が煮詰まったように濃く、そのため毛穴多が詰まりやすく、余計にニキビが発生しやすくなっている……といった方も。
そんなときは、皮脂が健全な濃さになって、皮膚を正しくうるおすことができるように、体調を調整しなければなりません。
たかがニキビを思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ニキビをキレイに治そうとするなら、まず出発点でこれだけのことを考えなければならないんですね。
そしてもちろん、外用やスキンケア、養生も効果大。
キレイな皮膚に戻る生活を覚えてしまえば、漢方薬を卒業した後も再発を防げます。
そんな、漢方薬(内服&外用)と養生について、ご質問コーナーを含めて2時間、しっかりお伝えしましたよ。
病院に通ったけどキレイに治りきらなかった……という方のご相談を、しっかりお受けでき、改善へ導ける先生が、全国に増えていきますように……
ニキビの見分け方と治し方をお話ししました