☆シラカバ花粉警戒警報!
こんにちは、松本 比菜(まつもと ひさ)です。
4月も下旬になると、アイツの出番です。
そう!
シラカバ花粉です!!
4月から5月にかけては、空中を漂うシラカバ花粉によるアレルギーで、アトピー性皮膚炎が悪化する時期なんです。
実は、北海道のアレルギーカレンダーは、2月終わりくらいから飛ぶ「ハンノキ」の花粉で始まります。
この頃は、中国大陸から飛んでくる黄砂&PM2.5の時期でもあり、どちらが原因か判別できないケースも多いです。
「そういえば3月、原因に心当たりのない謎の悪化をした……!」
そんな方は、もしかして、空中に原因があったかもしれません。
空中を飛ぶ何かにアレルギー反応を起こして悪化するときの特徴は、露出部位に症状が出ること。
露出部位とは、衣服などでカバーされていない、
・顔(頬を中心に)
・首
・手の甲から手首
です。
夏だとスカートをはく女性の場合、コレに脚が加わりますが、北海道の3月はまだ脚出してるひとは少なく、脚の悪化はあまり見ません。
ハンノキの花粉は、シラカバ花粉に比べれば量も少ないし、反応するひともそう多くありません。
が、シラカバ花粉は、道路や看板がうっすら黄色っぽくなるほど飛びますよね!
反応するひとも、ずっと多いです。
4月下旬から5月に調子がよくない方は、シラカバ花粉アレルギーがあるかもしれません。
去年やおととしのことを思い出して、「そういえば……!」と感じた方は、これからしばらく、生活をキッチリ整えて、花粉以外の悪化要因を極力減らして対応してくださいね。
いつも書いてますが、「食べもの」「睡眠」「ストレス」「過労」ですよ!
どうぞご注意くださいね。
あ、ちなみに、こうした花粉アレルギーのような「外界の刺激に反応する」タイプは、中医学では「衛気不固」の状態だと考えます。
外界の刺激から身を守る「抵抗力」が弱くて、すぐ侵入されてしまう、ということです。
このタイプの方には、アトピー性皮膚炎急性期が終わって、慢性期に入る辺りから、「衛気」を強化するお手当を組み入れます。
抵抗力が上がると、花粉が飛んでも反応しなくなりますからね。
さらにちなみに、このお手当は、花粉症の方にも有効です。
花粉症、漢方薬でよく治るんだけどなあ……
症状を鎮める「小青龍湯」だけを機械的に飲むのとは、全然違って、ちゃんと治るんだけど。
知られてないよなあ……
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