タイトルは北Qだけど、ここで書くのはそこの話ではない。
北Qから仕事の依頼が入ったのはもう数か月前。
週末ばかりに依頼が入るのは仕事の性質上しょうがないんだけど・・
調べてみるとなんと、ここにアウェイ熊本戦がある。
日曜日の飯塚での講演時間は午前中。
翌日の準備、翌々日の本番のために北Qにいればいい。
お?
がんばれば現地いけるのでは?
そのシミュレーションをしてみた。
飯塚からえがお健康スタジアムまでは車で約2時間と出た。
電車で行こうとするとかなり遠回りになり、また熊本駅から遠いため話にならない。
レンタカーを調べると一泊二日で約1万円。
高速代ガソリン代を考えるとまぁ約2万円の自腹となる。
が、熊本にハナから行こうと思えばそんなんでは到底いけない。
なら決行でしょ!
北Qへはスターフライヤーの黒い機体。
慣れない第一ターミナル出発。
土曜日のうちに小倉に入り、得意先の社長とメシ。
翌日、朝早くレンタカーを借り、飯塚へ向かう。
小倉の都市高速は分岐がめっちゃ多く、ある意味首都高よりも難しい。
ナビがないと絶対ムリなところを抜け、飯塚へ。
講演前にいきたい神社があった。
皇祖神社。
9時前に到着して参拝するも、社務所が開いていない。
そこに書いてあった番号に連絡すると、10分ほどお持ち頂けますかと。
御朱印をお願いしてさらに待つこと10分。
結局都合30分ほどこの境内にいた。
のがみプレジデントホテル集合9:30には一応間に合った。
このホテルは約27年前に九州担当で来ていた頃からあるホテル。
そこでピンで講演をすることになるとは、ある意味それも感慨深いものがあった。
70分思いっきり喋った。
その足で、いよいよ一路熊本へ。
飯塚出発12:10。
ナビによると、下道(国道200号)で南下し、鳥栖ジャンクションの近くで高速に。
そのまま熊本ICまでひた走ればいい。
ノンストップで行きたかった。
だけど、トイレ、昼飯、着替えなど、しなければならないこともあった。
広川PAで一通りのことをし、あとはおにぎりを食べながらノンストップ。
熊本ICを降りたのが14:05。
もう始まってる。
でもまぁ上出来だ。
スタジアムに着いてからの駐車場、これが一番不安だった。
有料なのか、無料なのか、大体どこにあるのか。
結果、一度スタジアムまで行って関係者入り口の兄ちゃんに聞くと、戻ってかなり歩く無料の大駐車場だった。
ここからの徒歩が結構遠く、ヤキモキ。
スタジアムに着いて案内の人にアウェイゲートを聞くと、案の定一番遠い所だった。
スタグルエリアには見向きもせず、ずんずん歩く。
すると・・
ぽつんと。
やっと着いた。
階段を駆け上がり、スタンドに。
前半27分。
スコアは・・ 1-2!?
なに、もうこんなスコア動いてるの?
まったく経過もわからず、とりあえず疲れたから前半は後ろで見ていよう。
跳ねてるエリアには知り合いがいるはずだ。後半から合流したい。
渋谷くんと神谷くんが激突。
キーパーが交代に。山内くんが登場。
クロスから失点。2-2。
目まぐるしい。
続いてまたもや神谷くんがFWと激突。
これは相当厳しいもので、脳震盪の疑いがあって交代。
おいおい・・。
色々ありすぎるなこの試合。
とりあえずハーフタイムでリセットして・・
なんて考えてると、長いADTの最後に相手ハンドでペナ外でFKを得る。
これに異を唱えたのか、大木監督にイエローカードが出される。
前半ラストプレー。
サトカズのクロスバーチャレンジからのサンペーゴール!
マジ?入った?
これデカい!!
3-2でHT突入。
最初の3つのゴールを見ていないけど、相当色々あった前半。
こういう時の後半は逆になんもなかったりするんだよなぁとか思いながら。
戦闘服に着替える。
跳ねゾーンに行ってみると、いるいる。知り合いが。
よくまぁホント、遠くまで行くよな甲府サポ。
熊本は正直パスワークがうまくて、見ていてキツい。
よくあんな連携ができるわと思うくらい、ワンタッチパスがうまい。
というか、必ずワンタッチで出せるところに選手がいる。
ボールを取れない時間が長いため、神経をやられる。
それでも最後の所はやらせず耐えていた。
ジレずにとはまさにこのこと。
甲府がボールを奪っても速い攻撃が出せない。
というか、相手のプレスも勤勉ですぐセカンドを拾われてしまう。
後半はチャンスらしいチャンスもほぼなかった(ように見えた)。
慣れない3バックということもあったと思う。
ズドン!
相手のタテパスをカットしたマサのボールが運悪く相手FWの足元に。
そのまま足を振りぬかれ、ネットに突き刺さった。
山内くん的には位置なのか反応なのか、コースはそれほどでもなかっただけに悔しいゴールだったと思う。
これで3-3。
このあとさらに危ないピンチもあった。
だけどそこは体を張って守った。運もあったと思う。
ただ、負けてない。
あれだけボール支配率が低くても、取った勝ち点は同じ1。
現地ではホントにマイボールの時間が短すぎて見ていて厳しい試合だったけど、夜にホテルで映像で見ると、意外と甲府のカウンターの脅威も与えられていた感じが見れた。
奪った後の1本目のパスがいい所に出れば大チャンスという場面もかなりあった。
少し安心した。
サポ仲間はこのまま甲府へ戻るという。
そうだよな、日曜だもんな。
自分は、この日は熊本泊まり。
翌日夕方に北Qに戻ればいい。
計画を練るために早めにホテルへ入ろう。
だけど疲れた・・。
あまりに種類の違う午前中と午後だった。
その②へ続く