食べるということ。

美味しく食べたいという気持ちを持つこと、そしてそれに従って食べられること。

これがどんなにありがたく幸せなことなのか。

 

いつでも美味しく食べられる人には想像もつかないのかもしれません。

 

今回母を見ていて本当に辛かった。ガンがわかった時もほとんど食べられなくなってしまいましたが、今回は何を口に入れてもダメ、という感じでした。

 

前に書きましたが、「痩せちゃった」という部分だけ変わってあげたいわウシシ

とガンと闘っている母に言った母の友人・・自分は食べ過ぎで痩せられないから、って。

 

でも、わからないのは仕方ないかもしれないですね。(無神経なのは別として!w)

 

私も母の苦しさはわかりたくてもわかりません。

でも私は原因不明の胃腸の不調で高校生くらいの時から悩んでいます。

胃カメラすると大きな問題はない、と言われる。

ストレス?というほどのストレスはないこともある(ある時もありますが)。

何度も何度も医者にかかったけど、「機能的なことでしょうね」と言われるだけ。

でも毎回同じパターンで、

下痢⇨数時間後から吐き気、むかつき、だるさ、頭痛、がものすごく酷くなり、ひどい時は次の日は起きられません。最近は1、2日で治りますが、以前は一週間くらい苦しむことも。

でも無理に食べようと思えば食べられるし(かなり辛いけど吐いたりはしません)お酒も飲めなくないです。本当に不思議。

むかつきとだるさがものすごいのでそれが一番辛いです。

 

この症状が現れるたび、食事をキャンセルしたり、約束を断ったりもしてきました。

調子悪そうにしてると、「もしかしてぇ〜ニヤリ(妊娠?)」とか言われるのが一番嫌でした。

 

私の症状なんて大したことはありませんが、でも美味しく食べられるということのありがたさはすごく感じています。

 

美を追求するダイエットもいいけれど、美味しく食べられることを当たり前だと思ってはいけない、と改めて痛感する毎日です。

 

おかげさまで母は副作用からは日々回復しています。ただ骨髄抑制のせいで白血球が下がっていて、微熱が出たりしているのが心配です。

週末には退院できるかもしれませんが、家でもみんなマスクして気を付けようと思います。