やっと田植終わりました。
来年からはめぐみ農場での
お米栽培を大幅に縮小しようと思っています。
理由は、
1 来年は減反制度でメインの田んぼはほぼ作付け出来なくなる
2 経費がかかる割には利益が薄い(7枚の田んぼ全てエンジンポンプでくみ上げ効率悪し)
3 ちょうどタマネギの収穫や夏野菜類の植え付けとの時期が重なり人為的に臨界点突破
4 自然栽培なので除草などの栽培管理の仕事が結構多い(慣行栽培は除草剤一発でOK)
です。
わずか1ヘクタールちょいの田植でしたが限界を感じました。
4週間泊まり込みで朝から日暮れまで、13~15時間働いても仕事が追いつきません。
頭痛と吐き気もそりゃ出てきます。
毎年ですが4月、5月はもうしょうがないです。
今やっている農業の特性上そうなります。
朝9時~17時で土日休み感覚でやっていたらこの仕事は務まりません。
話は変わりますがお米には早生と晩生の品種があります。
この地区ではコシとか早生とかいってる品種は
コシヒカリのことを指します。
晩生品種は あいちのかおり です。
早生は字のごとく早く出来るもので
晩生は字のごとく遅く出来るものです。
早生のコシヒカリは4月下旬から5月上旬で田植を終え
8月下旬から9月上旬ではもう稲刈り終了です。
晩生は栽培したことがないのでよくわかりませんが
今くらいから田植してるのがそうでしょう。
刈り取りも10月頃なのがそれです。
この地区の話ですが米栽培は晩生品種がほとんどだった時代50年以上前
伊勢湾台風という私はまだ天界にいたので経験をさせてもらえませんでしが
とんでもない自然災害だった模様でお米もかなりの打撃を食らってしまった年だったようです。
これを機に台風のシーズンが来る前に刈り取りをしてしまえる
早生品種に大々的に切り替えたようなのです。
今でも晩生品種はそれなりに栽培されています。
これは成る時期の早い遅いの違いだけではなく
収量と味もその特長が違うらしいのです。
早生は収量が少なく味が断然によく
晩生が収量が多く味は早生には負ける
たしか早生は倒伏しやすく晩生は強いような話でした。
これはタマネギにも言える話だと思いました。
このあたりでメイン作付けされている新タマネギは早生品種でして
今位が収穫のピークです。
当農場では極早生品種を栽培しています。
だから3~4月で収穫が出来ました。
ただ小玉で収量が少ない傾向でした。
早生やの中生品種はそれなりに肥大している感じでした。
味も極早生は食べ易く味も良い
早生以降ももちろん味は良いのだければ極早生とは違う特長。
眠いのでまとめずにここで終了します。