皆さんご存知、リストの「ラ・カンパネラ」
もうこの曲さえ弾ければ、この世で弾けない曲は無いんじゃないかってくらいの曲ですね。
息子がピアノを始めて一年くらいたった頃、私は息子にショパンの「幻想即興曲」が弾けるようになったらピアノ辞めていいよ、って話したんです。
そしたら息子、「ラ・カンパネラ」が弾けるようになるまでは辞めないと言いました。
言うね~息子!
ショパンの「幻想即興曲」は私が中学生の頃のピアノ発表会で、私より一学年下の子が弾いていて度胆を抜かれた曲です。「この世にこんな曲があるのか!!」と。
結局私はこの曲弾けずじまいでピアノを辞め、今でも弾けないのですが、ピアノが今ほどLoveでもなかった中学生の時から、ずーっと憧れであることには変わりはなく、息子がピアノを始めた頃もせめてこの曲が弾けるようになるまではピアノ続けて欲しいなぁと思っていたわけです。
息子がピアノを始めて一年経ったくらいから、なぜか私自身が急激にピアノ曲が大好きになってきまして、「幻想即興曲」より難しい曲が他にもたくさんあったんだ・・・って気づいて、憧れの曲が「幻想即興曲」からカプースチンの8つの演奏会用練習曲Op.40-2「夢」 に置き換わりました。
この曲をいつか息子に弾いてもらいたいってのが夢ですが、もちろん「ラ・カンパネラ」なんか弾かれちゃった日には・・・思い残すことはないですね。そんな日がくるのかなぁ・・・それまで生きてられるかなぁ・・・夢は大きく・・・☆
P.S. 息子の足は無理すると痛みは出るようで、まだサッカーとピアノのペダルはNGですが、普通に歩いたり、時には走ったりしても大丈夫になりました。ご心配おかけしました。お気遣いありがとうございました☆