大海原 ここは片隅 岩場の黒い砂

潮風に 吹かれてひとつぶ貝を掘り当てる


ノルマ10! 若き父 号令かけて 子が探す

貝見つけたよ!

歓声海に こだまする


碧き海 繰り返す家族のいとなみ 見続けよ

青きほし 回り続けよ 未来の子へ

このほしで 人に生まれた きせき 描き続けよ


大海原 ここは砂浜白い砂

果てしなく続く砂浜 老夫婦が

足を引きずる妻の手を 引いて海辺を歩いている

頬吹く潮風 昔を洗い流してくれ


海沿いに 居並ぶ大木 松並木

私が生まれる 遥か前 海辺に芽吹き 立ち続けている

私が死んでも生き続け 荒れ狂う海を 守り抜け


耳を澄ませてごらん

波の音が聴こえるよ

むかしむかし 母の胎内にいた頃のようだ


海は傷ついて絶望した私たちを

大きく大きく おおい包んでくれる


この青い海を守りたい

この青い空を守りたい


青と青 海と空

この青守りたい いついつまでも



※ 過去の詩を一部手直ししました。

 今日じゃが芋を畑に植えました。ちょっとですが。

今日は敬老の日です。敬老会から帰った最近元気な母を愛車のミラに載せて行きました。

芽が出て収穫できることを念じて畝に種芋を植えました。


母は5年前の火傷のケロイドが残る背中のこともすっかり忘れて、数カ月前の狭心症での入院も今は忘れてしまっていますが、今のんきに草を引いています。母の心臓のポンプは弱っているのですが、薬の管理がいいのか、鈍ってきているためか童女のような表情になってきました。

母に何かちょっとしたことをしてあげると、いつもありがとうと言ってくれます。こんな日が続いてくれたらと思います。


今娘はドイツに旅行中。どうしているのか…

そんな中、2020年東京オリンピック決定。おめでとう!

7年後は日本は、世界はどうなっているのか。自分も…

前回は戦後復興の象徴だったオリンピック。7年後は震災復興の象徴となるだろうか。

ありがとう。と言って7年後を迎えたい。日本で、世界で。



今日は俳句甲子園の決勝を見ています。

愛媛の俳人の夏井先生他著名な俳人の先生方やボランティアの方々など他沢山の人々の協力によって、高校生による熱き俳句の戦い、俳句甲子園が行われています。

著名な俳人の先生方がレフェリーです。けれども満場一致という句は数少ないところを見ると、句に良し悪しを付けることは難しいのだと思います。それだけ心を込めた句を高校生達が作っているからでしょう。


甲子園俳都に架けた橋渡れ


私の橋はどこに架けたらいいだろう。母や姉の介護とかそういった狭い小さい橋かなと思います。


夕焼空追いかけようよ今青春


俳句甲子園は今閉幕します。私も架けれない橋を降りて歩んでいきます。