先生「いま何してるの」
私「××くんには言いません」
先生「いやや
でも…ホラ!戸籍が変えるときに必要じゃない?」
私「それなら
だいぶ先の話しになるじゃないですか」
先生「手術にも関係することだからサ」
私「……先月、卒業しました…」
先生「え?あ!したの?
いやぁ普通だったらおめでとうというべきだけど、
安斉さんの気持ちを考えたらなぁ…」
コイツ、うれしそう。
めちゃくちゃうれしそう。
一応人の立場を分かった体裁を保ちながら
顔がにやけておる。
医者の頭を悩ます、ようやくマッドな厄介ごとが
またひとつ無くなったのだろうから。
私は負け惜しみと知りつつ言った。
私「手術が終わって、この病院にこびる必要がなくなったら
何かしらの報復はしますよ」
先生は戦慄の様相を浮かべた。
でも私は分かっている。
憎むべきは、本当に憎むべきは誰かということを。
私「ま、××くん(先生のこと)じゃなくて、
××くんのバッグの医者どもが真の悪者だろうけど…」
そのあとはその先生から
性転換のありきたりなガイドラインを追って説明されました。
ふう。
ようやく進んだって感じ。
いつも「最近どう?」「まぁまぁです」という
地獄のようなループだったので、
このように進歩のある診断は久しぶりかもしれない。
*
いつもなら、
このように精神科の診察だけで終わるのですが、
この日は
‘手術を執刀する’
担当の先生からお話を伺いました。
そして、手術の日付も伺ったのですが…
うーん
またアメンバー記事あたりにでも書きます…。
。・゜・(/Д`)・゜・