立秋も過ぎて暦の上では秋ですね。

 

セミの声もいつの間にか、つくつく法師に。

 

今朝は久し振りに過ごしやすい気温でホッと一息です。

 

 

 

雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶

 

 

 

相変わらず忙しい職場ですが、ふと目にする光景に心が動くことがあります。

 

まずは切ないお話し。

 

 

 

ある日の夕方、仕事を終えて時間外の入り口から出てみると、

 

面会に来て、これから帰る高齢の女性と

 

入院患者さんと思われる40代前半くらいの女性。

 

雰囲気から母娘のようでした。

 

 

 

その日はひどい土砂降りで

 

傘を差した、少し腰の曲がったおばあちゃまは

 

優しく微笑みながら何度も何度も娘の方へ振り返り、

 

手を振り、バス停に歩いて行かれました。

 

 

 

雨に濡れない屋根の下で見送る娘さん。

 

おばあちゃまの姿が見えなくなるまで、ずっと立ったまま手を振ります。

 

 

 

大学病院に入院するほどの病気の娘を高齢の母親が見舞う。

 

一方で、高齢の母親に心配をかけてしまっている娘さん。

 

どちらの胸の内を想っても切なくて切なくて。

 

土砂降りのお天気も相まって泣きそうな気分でした。

 

 

 

雨の中を帰るおばあちゃまを見ながら思ったのは

 

母は強しビックリマーク

 

きっと退院まで娘さんを支えてくださることでしょう。

 

もう無事に退院できてるといいなクローバー

 

 

 

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さて次は嬉しかったことです。

 

 

全身麻酔で手術を行う場合、前日に麻酔科医との打ち合わせがあります。

 

やってきたのはお母さんと8歳の男の子。

 

手術を受けるのは男の子の方です。

 

 

 

受付窓口でお母さんがお子さんの名前を教えてくれて

 

同僚が面談室へ案内しようと席を立ったところ、

 

少し離れて歩いていた男の子が窓口から顔をのぞかせて

 

「今日から1週間よろしくお願いします!」

 

と、私に言ってくるではありませんか。

 

くりくりした瞳で、とても元気な声です。

 

 

 

あわてて私も

 

「はい、よろしくお願いします!頑張ろうね。」

 

と応じました。

 

 

 

お母さんと家で練習してきたのかな・・・

 

入院病棟でも先生や看護師に同じこと言ってるんだろうな・・・

 

そんなことを考えながら嬉しくて嬉しくてラブラブ

 

殺伐とした大学病院の手術部で、ささやかなオアシスのような時間でした。

 

よしっビックリマークお仕事がんばろうビックリマーク

 

 

 

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そんなこんなの夏真っ盛り。

 

少しお腹の具合が悪くて、近所の病院で診ていただいた結果。

 

「大腸内視鏡検査したいですね~やったことありますか?ない?

じゃあやりましょう。」

 

えーーーーっ!?

 

 

 

・・・ということで人生初の大腸内視鏡検査。

 

8月23日の金曜日です。

 

胃カメラも飲んだことないのに大丈夫やろかガーン