同級生の地元の友人と話していて意外な発見がありました。
二人とも「ベルサイユのばら」が大好きだった
ここ4年ほどに知り合った友人なので高校は別々でしたが
話をしているうちに意外な話題で大盛り上がり
私は見事なオタクっぷりを披露してしまいました
どんなオタクかって?
こんな感じです。
中学生の頃から某少女週刊誌に掲載されていたマンガ「ベルサイユのばら」。
大ファンで毎週欠かさず読んでいたある日のこと
これが宝塚歌劇で上演されることを知りました。
宝塚?何ソレ?
それまで見たことも聞いたこともありませんでしたが
公演がテレビで放送されるや一瞬で宝塚歌劇の虜になってしまいました。
ぜひとも公演を目の前で観たい
さすがに宝塚市の大劇場までは行けませんでしたが
毎年春に行なわれる福岡地方公演には出かけていました。
大劇場とは比べものにならない小規模とはいえ間近で見る舞台は迫力満点です。
圧倒的な歌唱力、ダンス、音楽。
きらびやかな夢の世界に酔いしれて気分だけはタカラジェンヌです。
毎年公演日程と博多どんたくがダブり、電車は激込み
でも、そんなのはヘッチャラでした。
公演を録音したレコードを買っては
セリフも動きも脳内で再生できるくらいに聞き込み(`・ω・´)9
今ならDVDとかBlu-rayの映像ですけども。。。そこは昭和なので。
1979年に実写版の映画が公開された時には
約2時間の映画を同じ日に3回も見て友人にあきれられ( *´艸`)
いや当時としては本格的な映画だったんです。
オールフランスロケ
舞踏会のシーンは本物のベルサイユ宮殿の鏡の間で撮影
音楽監督はミッシェル・ルグラン
制作費10億円。
ご飯も食べずに6時間も映画を見て、帰る時には腰が痛かった
それもこれも大事な青春の思い出です
フルートを習い始め
高校の部活は吹奏楽部
クラシックやジャズの生演奏を聴くようになり
宝塚以外のミュージカルの舞台も観るようになり
音楽三昧の日々を過ごすことができたのも
入り口は宝塚、その入り口はベルサイユのばら、でした。
たかがマンガ、されどマンガ、です。
扉はどこにあるか分かりません。
開けてみると意外なところにつながっているかも。
もしも違う扉を開けていたら・・・
スポーツとか?絵画とか?違う世界が広がっていたのでしょうね。
いくつになっても好奇心は持っていたいなぁ~と思う今日この頃なのでした