今年のグランプリシリーズも第3戦フランス大会の真っ最中です。
・・・が、しかし、
どうしても書いておきたいのは第2戦カナダ大会のことです。
10月26日~27日 開催地はケロウナ。
すっかり周回遅れのタイミングではありますが、よろしかったらお付き合いくださいね(*^^*)
結果は羽生さんの優勝でした
4度目のカナダ大会での初優勝です
これまでの3度は納得いく演技ができずにキスクラでは激おこぷんぷん丸
応援する側も、毎回の恒例のように
「そうよね・・・だってスケカナ(スケートカナダ)だもの・・・」
と残念に思ったり、悔しかったり、次こそはと燃えたりしたものです( *´艸`)
ここは声を大にして言わせてください。
優勝おめでとう
念願叶ったカナダ大会の金メダル、本当におめでとう
今回のカナダ大会では優勝の他にも嬉しいことがいくつもありました。
その一つは一緒に表彰台に上がった選手たちのことです。
銀メダルのナム・ニューエン選手はかつてのリンクメイトです。
羽生さんがカナダへ練習拠点を移した頃、
まだ少年だったナム君と
英語も上手に話せなくてコミュニケーションに苦労していた羽生さん、
同じリンクメイトだったハビエル・フェルナンデス。
ともに切磋琢磨しながら練習に励む三人のことを
ファンの間では「クリケット三兄弟」と呼んでいました。
その少年が身長では羽生さんを追い越し
勝負をかけたFSでは羽生さんの後という難しい滑走順でしたが
観客の熱狂を味方につけて見事な演技を披露してくれました。
これまでの年月と、それぞれの歩みを思うと涙腺が(ノД`)・゜・。
そして表彰台のもう一人。
銅メダルの田中刑事選手は羽生さんと同期の選手です。
とても仲がいいのですがシニアの大会で一緒になることはあまりなくて、
今回、同じ試合で一緒に表彰台に上がれたのは本当に嬉しいことでした。
表彰式やエキシビションでの羽生さんを見ていると
刑事君と一緒にはしゃぐ様子が、これまた嬉しそうで幸せそうで涙腺が(ノД`)・゜・。
同期っていうのはリラックスできる特別なものがあるんでしょうね。
若干はしゃぎ過ぎる羽生さんを大らかに受け止めてくれてる気もします( *´艸`)
羽生さんの演技もほぼノーミスに近かったのですが
今回の試合では正当なジャッジが行なわれたかな、と思います。
「今回の試合では」というのも変な話ですが。
カナダ大会終了後の取材で
羽生さんとの一問一答を全文掲載してくれたメディアがありました。
そこには、評価されない自身の演技に
これまでのやり方でいいのだろうかと苦悩したことや、
評価方法、高難度ジャンプの跳び方について等も触れられていました。
選手やジャッジについて非難することも批判することもなく。
一つにこだわることなく個性を尊重すること。
個性を尊重しながらも評価すべきところは正しく評価する。
そんな問題提起をしてくれたようにも思います。
最近は女子選手でも4回転ジャンプをバンバン跳ぶ選手がいます。
ですが、それだけでは心が動かされることはありません。
凄いな~(@_@) とは思いますが感動はしないのです。
確かに得点は高くなって勝てるでしょうけれど。
特定の技だけではなく、
トータルパッケージでフィギュアスケートの演技は成り立つものです。
ジャンプ、ステップ、スピン、スケーティング、正確な技術と表現。
全てが相まって初めて人の心を動かし、感動させるのだと思います。
そしてすべての技が正しく評価されなければ
ただ勝つために高難度ジャンプを競い合うジャンプ大会になってしまいます。
そんなフィギュアスケートはつまらない。
一問一答の中には、スケートのスタイルについて
「この道でよかったんだなという自信になりました。」
という羽生さんの言葉もありました。
私は羽生さんのスケートスタイルが大好きです。
正確で高い技術、豊かな表現。
プログラムの始まりから終わりまでが流れるようにスムーズに進むこと。
まるでジャンプもステップの一つのように感じます。
これからも羽生さんらしく、羽生さんの道を進んでほしいと思います。
そしてそれが正当な評価を受ける試合であってほしいと思います。
諦めないで良かったと思えますように
羽生結弦と一問一答1 ← 全文掲載記事はコチラ
羽生結弦と一問一答2 ← 続きです
さて次の試合はGPS第6戦日本大会「NHK杯」
今月22日~24日、札幌で開催されます。
もう今からワクワク
どうかケガなく充実した練習ができていますように
ドーモ君が待ってるよ~
ローソンのUchiCafe。
CUPKEシリーズの「ごろっと栗のモンブラン」でお茶っこです。
とっても美味しかったです他の種類も食べたくなりました(∩´∀`)∩
長々と読んでくださり、ありがとうございました。
まだまだ書きたいことはありますが、この辺で(笑)
どうぞよい連休をお過ごしください