フィギュアスケートの世界選手権が中止になり今シーズンが終了しました。
とても好調だった羽生さんの演技が見られなくなった寂しさ
コロナウイルス感染のリスクが減ったことへの安堵感
心配から解放された疲労感
とても複雑な心境ですが、今はとにかくよかったの一言です。
羽生さんが日本スケート連盟を通してコメントを発表しました。
マスコミでは一部しか報道されていないので全文を残しておきたいと思います。
「中止になってしまったことは残念ではありますが、選手のみならず、観に来られる皆さまや大会運営のスタッフの方々への感染拡大のリスクが、少しでも減ったことに安堵する気持ちもあります。このような状況の中で、選手に競技の場を設けようとギリギリまで尽力してくださったISUに感謝の意を申し上げます。
今回の中止を受けて、改めて新型コロナウイルスについて、また、ウイルス感染について考える機会ができたと思っています。このような対応がなされたからこそ、より一層、注意を払って生活していかなくてはと思いました。
そして、今シーズンの最後まで応援してくださった方々、本当にありがとうございました。来シーズンに向け、今の限界の先へと行けるよう、練習していきます。」
羽生さんの発言を聞くたびに思うことですが
本当に視野が広く、前向きで、感謝と思いやりにあふれた優しい人です。
コメントの中で何よりも嬉しかったのは 「来シーズンに向け」 の言葉です。
来シーズンも現役続行
もう、嬉しくて嬉しくて(∩´∀`)∩ 嬉しくて嬉しくて(ノД`)・゜・。
・・・と、こんな感じです。
現役を続けてくれて、ありがとう。
ケガや病気に気をつけて練習を積んでいけますように
元気な姿を見られる次の試合を楽しみに待っています。
さて、中止となった世界選手権ですが、
ISU(国際スケート連盟)のことで個人的に思うところがあるので
少し書いておきたいと思います。愚痴です。
今シーズンの世界選手権は競技の他に様々なイベントが計画されていまして
分かりやすく言えば 「試合+打ち上げパーティー」 のようなものになるはずでした。
試合の成績とは別に最優秀選手を選んで表彰。
選手のサイン会?握手会?アーティストも招待されています?
しかも、このイベントのチケットは別売り。
オールイベントのチケット(試合+エキシビション)を売り切っておきながら、
その後になってのイベント計画とチケット販売です。
感染拡大が報じられる中、とても正気の沙汰とは思えません。
世界選手権は、あくまでも試合であり、ショーではありませんから、
これまで通り競技とエキシビションで十分です。
初めての試みに見え隠れするISUの考え方。
コロナウイルスの感染が広がる中、
ギリギリのタイミングになっても世界選手権の中止決定がされません。
世界中のファンや報道陣が現地へ向かって出発してしまう・・・
心配もイライラもMAX、とうとう怒りが爆発し
「ISU頭おかしいんじゃない!」 などとつぶやいてしまいました。
羽生さんのコメントを読んだとき、我が身が恥ずかしくて情けなくて。
本当にゴメンナサイ
ISUに対して感謝の意すら述べている聡明な羽生さんに対して
ちっぽけな凡人の私。
比べることもおこがましいのですが(;^_^A
でもね、ISUに願うことはひとつなんです。
どうか選手のことを第一に、競技のことを第一にしてください。
巨大な組織の運営も大事でしょうけれど、
ただひたすら人生をかけてスケートに臨んでいる選手のことを
最優先にしてあげてほしいです。
選手ファーストで、フィギュアスケート競技の発展を目指す時
ファンは必ずついてきます。
子どもの頃から見続けているフィギュアスケートが今でも大好き。
予想もしなかった形で終わってしまった今シーズンですが
これからも見続けますし、応援し続けます。
長々と書いてしまいました
締めは 「フィギュアスケート応援宣言」 ということで
読んでくださって、ありがとうございました。