勤務先の病院で感染症の集団感染が発生し6月2日から自宅待機となりました。

 

今一番思うのは、こうなるのはやむを得ない、ということです。

 

 

 

今回は手術を受けた患者さんが術後に発熱、検査の結果は陽性でした。

 

感染症の疑いすらなかったので通常の患者さんと同じ対応で行われた手術。

 

結果、医師や看護師が感染することとなってしまいました。

 

 

 

これまで医師も看護師も、ありとあらゆる場面を想定し、シミュレーションを繰り返し

 

細心の注意を払いながら働いていました。

 

気力も体力もすり減らし懸命の努力をしてきたのに残念です。

 

報道やSNSで「大きな病院で働くプロとして何をしていたのか」と

 

批判されているのを見る度に悔しくてなりません。

 

現場を見ていない人に一体何が分かるのでしょうか。

 

 

 

雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶

 

 

 

北九州市ではこのところ感染者数が増えていますが

 

これも検査基準を変えたために起きている現象です。

 

 

 

これまでは濃厚接触者の中でも症状がある人のみPCR検査を行なっていましたが

 

現在は無症状の人も含めてすべての濃厚接触者を検査しています。

 

その結果、陽性者数は増えましたが

 

半数近くは無症状であることが分かりました。

 

つまり従来の検査方法で陽性と判定された人は氷山の一角に過ぎず

 

多くの無症状の陽性者が存在していたということです。

 

 

 

症状がないまま過ごし

 

自分では気づかないうちに感染を広げていたことになるわけです。

 

無症状の陽性者を把握して自宅待機していただくことは

 

感染拡大を防ぐためにとても有効です。

 

 

 

こうした北九州市の検査体制を

 

「攻めの検査」と評価してくださる専門家がいらっしゃいました。

 

福岡県内でも誤解され、批判や非難を受けている北九州市民として

 

嬉しくて涙が出そうです。

 

市内でも外出自粛や感染防止対策は続いていますし

 

辛抱強く生活している人がほとんどです。

 

濃厚接触者を全員検査する「北九州方式」

 

きっといつか認めていただける日が来ると思っています。

 

 

 

雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶

 

 

 

ワクチンや治療薬がない新型コロナウイルス。

 

感染者がゼロになることはここ数年はないだろうと思います。

 

感染を広げない、感染爆発を起こさせない、そんな努力が必要です。

 

 

 

もちろん生きていくためには経済も回さなければなりません。

 

細心の注意を払いながら生活する。

 

あきらめずに辛抱強く、できることを続けましょう。

 

そしてそんな毎日の中にも楽しみを見つけて

 

心がささくれないようにセルフケアも忘れないようにしていきましょう。

 

 

 

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何にしようかなニコニコ

 

まずは自宅待機中の運動不足解消にラジオ体操しましょう走る人