羽生さん、優勝おめでとう
世界選手権代表決定おめでとう
今シーズン初戦・・・
コーチ不在で10か月ぶりの試合・・・
SP・FSともに新しいプログラム・・・
新型コロナウイルス感染症の影響・・・
心配なことはいくつもありましたが
まるで何もなかったかのような完成度の高い演技を披露してくれました。
あまりの見事さに、ただ驚きと感動と感謝で胸がいっぱいです。
うまく言葉にすることができませんが
今の気持ちを残しておきたいと思います。
今大会で感じたのは
羽生さんのスケートが持つメッセージ性の強さです。
特にFSとMOIでは
苦しみや悲しみを抱えつつも人は強くいられるんだと感じました。
胸の内にある傷や苦しみ、悲しみを癒し、慰め
立ち上がって前に進もうとする強さと勇気を与えてくれます。
それが若い人であれ、高齢であれ
勉強、仕事、闘病、介護、
目の前にあることをがんばろう！と思わせてくれます。
今の時期、感染症の影響を受けていない人は一人もいませんし
まだまだ先の見えない状況でもあります。
そんな中、見る人の心に灯をともし、慰め、励まし、前に進もうと手を差し伸べる
そんな感じがしました。
羽生さんが東日本大震災で被災したことや
今回の試合に向けて一人で練習する期間に経験した「どん底」
そうした自身の経験があるからこそでしょうか。
技術面でも並ぶ人はいませんが
これほど心を揺さぶるスケートができるのも羽生さんだけだと思います。
現役での演技をリアルタイムで見られること、応援できることを心から感謝しています。
感染症の影響で開催さえも危ぶまれた全日本。
座席数を減らし感染防止対策を徹底しての開催となりましたが
開催して良かった、と今は思います。
現地で応援した人も
泣く泣くチケットを手放して自宅で応援した人も
誰が正しくて、誰が間違いなんてことはありません。
誰もが自分にできるベストをつくして応援しました。
この状況で生活していれば
どんなに気をつけていても感染するリスクはあります。
感染したからといって非難したり、非難されたりすることがないように願っていますが
これから1週間後、2週間後
大会関係者から感染者が出ませんように
スケートの話になると長くなるのはいつものことですが
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
大雪が心配される年越しとなりました。
福岡にも暴風雪警報
が出ていて風がとても強いです。
コロナ、インフルエンザ、大雪・・・もろもろ気をつけてお過ごしくださいね。
今年一年お越しくださりありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
新しい年が皆さまにとって良い年になりますように