東日本大震災から11年となった昨日。

 

年休でお休みだったのですが気持ちは東北へクローバー

 

これまでも、これからも決して忘れません。

 

 

 

雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶

 

 

 

昨日の夜10時からNHKの「ねほりん ぱほりん」という番組を見ていました。

 

復興活動に携わりながらも道半ばで東北を離れたお二人のお話しを聞けたのですが

 

考えさせられることがたくさんありました。

 

 

 

活動を始めた当初は熱意に燃えていたものの

 

蓄積する心身の疲労、

 

周囲の関心を受け続けることによる緊張感、

 

寄せられる過度の期待、

 

数年が経つうちに心と身体に不調をきたすようになり東北を離れることになったそうです。

 

 

 

お話しを聞きながら、これも現実だろうと感じました。

 

高い志を抱いて復興活動を始めたとしても数年、10年、それ以上携わるのは

 

並大抵のことではありません。

 

未曽有の災害を生き残った方たちの命も尊いものです。

 

たとえ故郷のためとはいえ、生きていくのが辛くなるほど無理をしてほしくありません。

 

東北を離れることに罪悪感を感じる必要もないのです。

 

 

 

失われた命の分まで、とは言いません。

 

助かった自分の命を大事に生きてほしい。

 

どこでだっていいんです。

 

東北でなくても、なんなら日本でなくても

 

自分らしく幸せに生きていける場所で生きてほしい。

 

被災した経験を語らなければ、と頑張り過ぎる必要もありません。

 

時にはゆるく、それでも健康で元気で幸せに生きてほしい。

 

 

 

命が助かった意味はそこにあるのかもしれません。

 

自分だけが助かってしまった、と思わなくていいんです。

 

誰にも遠慮することなく、助かってよかったと思える人生を送ってください。

 

 

 

雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶

 

 

 

連日、ロシアによるウクライナ侵攻の報道が流れています。

 

現実とは思えない惨状に悲しみと怒りがこみ上げてきます。

 

 

 

どんなに小さくても一つの命です。

 

その一つも失われませんように。

 

一刻も早く事態が収まり平和が訪れますようにと祈るばかりです。