羽生さんを応援し始めて初挑戦したもう一つのことと言えば
アイスショーを見に行ったことです
「Fantasy on Ice 2013 in Fukuoka」会場はマリンメッセ福岡でした。
それまで一度もフィギュアスケートの演技を生で見たことがなく
アイスショーも行ったことがなくて
そもそもの段取りがまったくわからずアタフタした記憶があります。
こんな感じで。
ピカピカの特設アイスリンクを見ながらスタンド席に座ると
想像していたよりもひんやりと涼しくて
アイスショーが始まるんだ、とわくわくどきどき
いよいよ開演です。
会場内の照明が暗くなりアナウンスの後には・・・
「ダンダンダダン
ダンダンダダン」
お馴染みのオープニングテーマに合わせて
次々とスケーターたちが飛び出してきます
どうすればいいのかサッパリわからず
周りを見ながら音楽に合わせて手拍子
やがて羽生さんの登場です
かっこいい音楽と
「ゆ～っづるはにゅう～」というこれまたかっこいいコールに合わせて
羽生さんがジャンプ
お顔が小さい
色が白い
細い
足が長い
羽生さん、確かにおった・・・本物だ・・・ジャンプ跳んでた・・・
わずか4ヶ月前の世界選手権では体調がボロボロで
アイスショーに出られるのかしらと心配MAXだった私は
その姿を見た時、不覚にも涙がこぼれてしまったのでした。
オープニングだけで気力を使い果たし抜け殻になりつつも
トイレの順番を待つ行列やら
タイミングをつかめず食べられなかったご飯やら
目が飛び出たチケットのお値段やら
今となっては楽しい思い出です
実際に目の前で見るフィギュアスケートは
氷を削るエッジの音
ジャンプの踏切りや着氷の音
スピード感
音楽や照明
テレビで見るよりも迫力があり素晴らしかったです。
まさしく夢の世界
すっかり虜になってしまいました
このアイスショーは2013年7月、ソチオリンピックの前年です。
まだまだフィギュアスケートファンは少なく
羽生さんも一般的には今ほど有名ではありませんでした。
アイスショーの会場でも客席の上のほうには空席がチラホラ。
今では考えられません。
この5ヶ月後には同じ会場でGPFが開催されます。
ファイナルに進めますように。
全日本選手権で優勝できますように。
羽生さんがソチオリンピックに行けますように。
祈る思いで会場を後にしたのでした。
次回へ続きます