こんにちは 佐々木啓乃(ヒロノ)です
今日は4月11日に書いたメルマガから。
(もう仮吉方を終えて自宅に戻っております)
もうすぐ仮吉方が終わります。後9日です。
今回は南の七赤金星を取るので、現在北に住んでいて南の自宅に戻ります。
北に住んでいてなんとなく覇気のない生活をしていましたが、桜が咲いた頃から南の七赤金星を感じています。
七赤金星って、ウキウキしちゃうんですよね。なんか知らんけど楽しい、ラッキョウが転がるだけで笑えてくる、って感じです。
主人と二人で狭いアパートで暮らしているわけなんですが、仮吉方が始まってしばらくは、心のわだかまりがあって、気まずい雰囲気にもなりました。
でも、今回、じっくり話し合ったんですよねえ。
元々仲の良い方ですが、私の悪い癖で色々望んでしまってそれによって揉めるというか、すれ違うというか。夫婦の問題って微妙です。あなたにもわかりますよね?
狭いアパートで他にやる事もないし、ゆっくり話し合う時間がありました。
それによってわだかまりが取れ、夫婦の新しいステージを迎えられたような気持ちがしています。
仮吉方中に、3人の友人からご主人と上手くいっていない話を聞きました。
様子を聞くところによると、全然話し合ってないんですよねえ。
『あなたがそうならもういいわ』
と思っていて、その不満を抱えたまま過ごしている。そのうち不満はあきらめに変わり、別々の空間を生きるようになってくる。
ご主人も奥さんも仕事や交流を別々に持ち(それはいいんだけど)、その世界が交わらなくなってくる。
別々の世界に突き進んでいっちゃうんです。そうして「離婚」のふた文字を考えるようになるのだと感じます。
3人のお友達にも「話し合ってみたら?」と提案しましたが、今さら感が漂っておりました。
徹底的に話し合うと、もしかしたら離婚するしかない状況になっちゃうかもしれません。でも、元々愛がないのならそれでいいんだと思います。
愛が少しでもあるのなら、あきらめず話し合ってみるといいんです。自分の気持ちを伝えるんです。
その時に注意してほしいのが、相手を責める口調に気をつけることです。あくまで「私が〇〇で悲しかった」と言う伝え方がおすすめです。
「悲しくなんてないよ」と思うかもしれません。でも相手に不満があって怒りを感じているなら、それは悲しいからなんです。
『私の気持ちをわかってくれなくて悲しい』
根本はそこにあると思います。そして男性は大抵はそれに気づいていないです。基本、何にも考えてないです。笑
素直な気持ちを伝えれば「そうだったの?」となるはずです。
夫婦って親より長い時間一緒にいますよね。それってなんでなんだろう?っ考えたことがありました。
きっと、長く一緒にいることで、夫婦の関係がどんどん変化してステージが変わっていくのだろうと思うんです。
先日、90代の老夫婦のお話を聞きました。ご主人の最後の日の話です。
そのご夫婦は毎晩手を繋いで寝ていたそうです。それだけで仲の良さがわかりますよね。
その日の明け方、ご主人の手の握り方が変だな?と奥さんが気づき見ると、ほとんど昏睡状態だったそうです。
そうして救急車を呼んで病院に行き、そこで亡くなったそうです。
最後の会話は、夜中に目を覚ましてゴソゴソしていたご主人に奥さんがかけた言葉
「トイレなの?」
だったそうです。
「今までありがとう」でもなく
「さようなら」でもなく
生活感溢れる「トイレなの?」が最後の会話って泣けてきます。
そのご夫婦は自営業で夫婦で一緒に働いてきて、会社を大きくして息子夫婦に託し、晩年を過ごしていました。
きっとたくさんのステージがあって、その都度話し合って、成長したんだろうな、と感じます。
話し合うことが全てだとは思わないけれど、気持ちを伝えずにあきらめるのは違うと思うんです。
目の前にハードルがあったら、二人で乗り越えてみたらいいんじゃない?どちらかがドロップアウトしたら、それはそれで一人で新しい人生を行けばいい。
話し合いの先に、新しいステージがひらけてきて、この老夫婦のような素敵なお別れを迎えることができるんだろうな、と思っています。
「話し合い」は七赤金星、そして「夫婦円満」も七赤です。
話し合った先に、ラッキョウが転がっても笑えちゃう、そんな夫婦関係が待っていると、私は信じています。
人生の不幸は「あきらめ」から来ます。だってあきらめの心は五黄殺(凶作用)だから。
ご主人にあなたの気持ち伝えてみませんか? 話し合いに良い日があるんです。心配ならその日を鑑定いたしますよ。
それではこの辺で。
ごきげんよう
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あなたにも何か「気づき」がありましたら、
コメントしていただけると嬉しいです。
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