紙袋ショートケーキと海木先生 | MIYUKI "LOVE-LIFE" DIARY

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富山県富山市を拠点に、イメージコンサルタント・セラピストとして活動しています。日常のことや、大好きなお料理・ハーブやスパイス・アロマ・占星術・ヨガなどなど、大好きなことを綴っています。

数日前からの風邪の気配と、
押し問答がつづいています。

日々に支障が出ては嫌だし、
おばあちゃんがとても心配をしてくれていたので

今日は思い切って久しぶりの病院へ。



4年生のときに小杉に移り住んで以来家族みんなでお世話になっている、パスコの中の海木クリニック!

私は海木先生が大好きです。

たまーにしか顔を出さないのに、ちゃんと覚えていてくださって、

私と妹は「みゆき君」「さやか君」と、君づけで呼ばれることがなんだかうれしい。

お医者様の中には受診の後に不安や疑問が残る先生もいらっしゃいますが、海木先生を訪れると、短い時間なのにこっそりと心のケアまでしてもらえるようで、帰る時の幸せ度と満足感は半端ではありません。

それにつけ、こまかな所まで診て下さっているのが伝わって、質問にも平易な言葉でパキッとした判断を下さる、本当に素晴らしい先生です。(私のおばあちゃんはあるとき、手術しかないと言われてきた慢性の鼻のトラブルをたまたま相談したところ、手術以外の方法を提案していただきすっかり治ってしまった!とのこと。このエピソード以来我が家の海木先生への信頼はもう不動のものとなっています。)

久しぶりにお会いした海木先生は、小学生のころの記憶からずっと、何も変わらないように感じます。

行くたびにいつも同じ、にこやかでハリのある声に、すごく品のある話し方。

何年も変わらず安心感を湛えてそこに居る、というのは、なんと大変なことだろう。
ほっとして、嬉しくて熱が出そう!笑



振り返れば、私が私のまんまでなついている(信頼を寄せている)男性は、距離の取り方がしっかりして「素敵なお父さん」のにおいのする人ばかりです。

育った環境柄なのか、そういうのがほっとするし、永遠の憧れです。

薬を飲む前にもう治ったんじゃないか、という気持ちでクリニックを後にし、

少しセンチメンタルな気分に乗ったまま、パスコを歩いてみることに。

小杉町民(あえて町民。)のふるさと、ローカルショッピングセンター=パスコ!

小、中学生のときはよく帰りに寄り道をしたっけ。

パン屋さんや、当時は見向きもしなかった酒屋さん。100均に手芸屋さん。
前は小さなゲームセンターがあったけど、もうなくなったのかな??

お菓子屋さんに並んでいたシンプルなケーキたちがすごく美味しそうに見えた!

チョコレートケーキやロールケーキ、ピンクの生地の苺のロールケーキ・・・

中でも気になったのは、いつもならスルーするはずのショートケーキ!
お値段なんと、210円!!!

半身の苺がてっぺんにひとつ。

スポンジに挟まれたクリームにはフルーツなんて入ってない、ごくシンプルな苺のショートケーキ。

おセンチな心境とベストマッチしたので、
買ってみることに。

ひとつだけだからなんか悪いなあ・・と思っていたら、嬉しいことに紙袋に直接IN!

保冷剤も、型崩れ防止の詰め物もなし。

そうそう、今の私にはこれくらい簡易な距離感がちょうどいい。

おばちゃんのあったかい笑顔でウキウキ車に戻り、セブンイレブンでコーヒーを買ってフォークをいただき、すぐにひとくち。

花火みたいな、噴水みたいな幸せじゃなくて、夕焼け空をじっと見つめるような、静かな幸せをかみしめる本日。


こういうテンション、

今では好きだと認められるようになりました。

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