あおいの島巡り。
これが最後の島巡りになるかもしれないよ。
だってここが一番一緒に来たかった島だからね。
早咲きの桜が咲き始めた頃だったかな。
やって来たのは日本三景のひとつに数えられる
安芸の宮島。
フェリーを降りて迎えてくれたのはこの人、平清盛。
ちょうど、宮島ひな巡りが開催されている時で
広場にこんな顔ハメパネルを発見。
んん・・・隣におゆきちゃんがいないのはやっぱり淋しいな。
せめてちまさんがお内裏様をやればよかったのに。
毎年期間中は、江戸時代から受け継がれているひな人形が
旅館や商店に展示されているようだよ。
そして、宮島といえば海に浮かぶ厳島神社の大鳥居。
この時は70年ぶり、約3年半にわたる「令和の大改修」の真っただ中だったんだ。
でも、うちのちまさんといえば
改修工事中の大型建築物を見るのが意外と好きみたい。
その時にしか見られない光景だからって。
しかも何といっても空いているからね。
それにね、この朱丹の大鳥居とは
昔、ねえねフェレット達がしっかり記念撮影を済ませているんだって。
(モモねえね&ビビねえねin2007)
厳島神社に向けて参道を進んで行くと見えて来たのが
こちら石大鳥居。
この鳥居は明治時代になってから建てられたものらしいよ。
やあ、鹿さん!
お出迎えありがとう。
しばらく松林を歩くと、石灯籠の向こうに
厳島神社の寝殿造りの社殿群が見えて来たよ。
ペットさんも、抱っこかキャリーに入っていればOKということで
あおっちも参拝させていただくことに。
(ペットさん可・不可は時代ごとに変わることもあるし、宮島でも弥山や千畳閣、水族館などペットさん不可の場所もたくさんあるから気を付けてね)
厳島神社の参拝は
東回廊から入って、客神社、御本社、平舞台などを廻って
西回廊から出るようになっているんだ。
回廊の幅は4メートル、長さは東回廊が47間、西回廊が61間、合わせて108間になるんだって。
(東西合わせて約259メートル:諸説あり)
現在見られる社殿群を造営したのは
平安時代に平家の栄華を築いた平清盛だけど
創建は飛鳥時代、推古天皇の時代にこの地に市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)という
美しい水の神様を祀る社殿を建てたことが始まりとされているようだ。
その後、アマテラスとスサノオの儀式の結果生まれた女神様達を全て合わせて
宗像三女神(むなかたさんじょじん)と呼ばれる御祭神にしたらしい。
三女神:田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)
そして、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)だよ。
だから、主なご利益とされる海運の他にも
学業成就、家内安全、商売繁盛、病気平癒・・・
数えきれないぐらいのご利益が挙げられているよ。
ふむふむ。
さて。
参拝を済ませたことだし、ちょっと小腹が空いたところで
ちまさん恒例のおやつタイムだ。
ここは宮島名物の焼き牡蠣だね。
あおっちも少しカリカリをたべておかないとね。
でもまずは水分補給。
あおっち念願の厳島神社。緊張してちょっと喉が渇いちゃった。
by あおい♀
(つづく)