皆様いつもありがとうございます。
今日は大ちゃんのカナダINやら、ザテレビジョンの萌え萌えお写真やら、歌子先生の素晴らしい対談やら
素敵なニュースがテンコ盛りですね。
特に歌子先生の対談にホッと胸をなでおろしました。もう私の願望そのものをおっしゃっていてくださるような気持ちになりました。そうそうスケートカナダは通過点、まだまだこれからです。ソチまでの3シーズンがほんとに楽しみで幸せですね。
しかもこんなに素敵なたくさんの大ちゃんファンの皆さんと喜びを共有している・・・
こんな素晴らしい未来が待っていることをあの時の私に教えてあげたいくらいですわ。
大ちゃんがんばれー
と、叫んだものの、このあと一体どうなるかわからない私は目の前真っ暗状態、
しんと静まり返った観客はみな息をひそめるように高橋大輔を見つめてます。
不安と怖れに彩られた2010年全日本男子フリー 高橋大輔の スターティングポジション
落ち着いている・・・・わけではなさそうです。
むしろダルそうに見えます・・・・(_ _。)
スタート地点に立ったと思ったら足に力が入らないようによろめく大ちゃん。
普段は観客からどよめきの一つも上がるところですが、張り詰めた会場は凍りついて動きません。
やはり・・・・・・続く言葉は左脳に届く前にシュレッダーにかけて粉砕しました。
顔の前で両手を組んでファーストジャンプを見守ります。
どうか どうか どうかっ!お願いっ!!!
やっ やったっ!立ちました。ええっい回転不足でもなんでもいいです
彼は転びませんでした。すごい!!
ワーッッ!緊張に満ちた場の空気が氷山が崩れ落ちるように溶けて歓声があがります。
続いて3A 高ーい! 6分間練習の時とはまるで別人です。
帰ってきた!今シーズン行方不明だった大ちゃんがやっと帰ってきました。
・・・・鬼門のループこれさえ決まれば・・・・・・あああ きれいです。
昨日のSPはわたしだけでしたが、今日は会場全体が大ちゃんと滑っているかのようです。
彼の肉体が躍動するたび、その息遣いに呼応するように会場全体が跳ね、舞い、揺れ、沸きあがります。
大ちゃんが指揮をとっているのではありません。会場にいるすべての人が、スケーター高橋大輔 を動かしているのです。
がんばれ!高橋!動け高橋!跳べ高橋!
サーキュラーステップ。ああ美しい。振り下ろす腕の力強さに彼の自信が甦っているのがわかります。
くいっとアゴをあげ、挑発するようにジャッジを見下します。
会場にいる数千人分の「気」を喰らい「魂」を喰らいながら大ちゃんはますます輝きを増していきます。
いい時の大ちゃんはジャンプするのではありません。
そこに大ちゃんの特別席が用意されているかのように空中に「移動」するのです。