6月9日放映のTBSのA-Studio のHPに高橋大輔さんゲスト出演回の予告があがってまいりました。
番宣動画で大ちゃんの「ごめんなちゃい」が聴けますよー。
http://www.tbs.co.jp/A-Studio/
またまた楽しそうな番組ですね。こちらでもちゃんと放映されるので予約しました。
市川染五郎さんが5月27日に水の未来をテーマに『未来座SAI 大人のたしなみ講座~日本舞踊~』と題したイベントを開催されました。記事の中で大ちゃんの阿国のダンスについても触れられていましたのでその部分を抜粋させていただきます。
市川染五郎が“水の未来”をテーマに新作舞踊を創作!
“新しい踊り”については現在も模索している最中だというが、先日、国立代々木競技場で行われた歌舞伎とフィギュアスケートを融合したアイスショー『氷艶』で演出をした際のこんなエピソードを明かしてくれた。
「はじめは『道成寺』と『二人椀久』と『連獅子』を繋げた邦楽の曲を作って、高橋大輔さんにスケート靴を履かずに歌舞伎の衣裳を着て踊ってください、と大枠だけ決めて振付師にお願いしたんです。
そうしたら“これはヒップホップだね”という話になって、自分では全く想像してなかったものが出来上がってきた。聞き慣れた曲だけれども、イメージに無かった踊り。こういう発想が面白いなって思いましたね。リズムに合わせて体を動かす、それが舞踊の面白さであり、日本舞踊の多様さなんだと改めて感じました。未来座は、そういう自由な発想ができる場にしたいんです」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170602-00000003-pia-ent
公演は6月15日(木)から18日(日)まで東京・国立劇場 小劇場にて上演されるそうで、常に革新的な未来を目指す市川染五郎さんの意欲は留まることを知らないんだなと感じました。
大ちゃんも、もうとっくに前をご覧になってますが私はまだまだ氷艶の世界にどっぷりと浸かったままです。
まあいいんです。せっかく拝見できたからにはチケット代の元を取るくらい楽しまなくっちゃね。
たっぷりと反芻できるのは幸せなことです。
でもこのところなんだかチョー早寝になりまして、帰宅後早々に眠気が襲ってきてしまい、夕べは続きをかけませんでした。楽しみにしてくださる方がいらしゃるとしたら申し訳ありません。
二日続けてこの状態だったので、今夜は大丈夫かなあ。
その代わり早起きできるのはいいんですが、今朝は早朝から走り回っておりまして、いまから出勤までの間のわずかな時間ですが、ちょいと先に進みたいと思います。
◆第二幕 第二場 岩長姫寝所の場
寝所に連れてこられた義経を前にして岩長姫が語り掛けます。
「義経殿・・・義経殿・・・・其方と話がしたかった・・・」
最初はその美しい心を引き裂いて殺してしまおうとおもっていたが、見てるうちにすっかり大ちゃん・・・いや義経の虜になってしまったと告白する岩長姫。
「美しい顔」
「その麗しき瞳」
「甘い吐息」
「かぐわしい男の香り」
「そなたのすべてが妾(わらわ)を酔わせるのじゃ」
「さあ参るが良い、私と契りをかわせばそなたは永遠の命を得られる。」
永遠の命?・・・悪くないかもーーでも待って、それじゃあ大ちゃんを岩長姫が独占するってこと?
あーー岩ちゃんずるいー、ダメ!絶対に阻止!!絶対に許しませんことよーー
私がキーっとハンカチを噛むまでもなく、義経は岩長姫を拒絶し、逃げ出そうとします。
仁木弾正のあとは岩長姫、ほんとモテる男は辛いわあ。
懸命にかき口説いたのに振られ、何もかも思い通りにならないことに業を煮やした岩長姫はその本性を顕わに巨大化し、妖力で義経を翻弄します。
「お前を情欲の海に沈めてしまおう」
右に左に大きな力で振り回され疲労困憊したところを、魔界に引きずり込まれて、右腕を指先でつまみあげられてしまうのです。
もがきあがいてももはや小人状態の義経にはどうにもなりません。腕一本で吊り上げられた痛みに美しい顔をゆがませるのを、岩長姫はうっとりと眺め続けます。
だんだんと抗う力もなくなり、ぐったりとし始めたその時どこからか美しい歌声が聞こえてきました。
歌舞伎の国の静御前が異界に連れ去られた義経の身を案じて祈りの舞を捧げていたのです。
その愛の力が岩長姫の妖力を封じ込め、義経を捕えておくことが出来なくなりました。その隙に乗じて、義経は岩長姫の宝鏡を奪い、岩に変えられていた、ニニギとコノハナを救い出しともに逃げ出すことに成功します。
南BブロックのS席から観たときは吊るされている大ちゃんはまんま小人のように小さくてもがいているのが辛うじて分かるくらいでしたが、楽は北F アリーナでしたのでこのシーンは絶好のビューポイントでありました。何せこんな風情の大ちゃんがすぐ目の前にいらっしゃるのですから。
双眼鏡を覗くと髪を乱し苦しげに仰向く凄艶な美貌がアップで迫ってきます。
嗜虐の闇に染まった岩長姫の蒼い顔と義経の清らかな魂を想わせる白い衣に被虐を象徴す緋襦袢が生み出すコントラストには、
伊藤彦造の武者絵、あるいは伊藤晴雨の責め絵を彷彿とさせるものがありました。
恐らくは製作者の思惑を超えた深い官能、死とエロティシズムの融合がわたしの頭上に吊り下げられていたのです。
つまりはお子さまは見ちゃダメなやつです。
私はあわてて双眼鏡を外して前に向き直り、あっこちゃんの舞に目を凝らしておりました。
そう、私はバランス感覚人間なのでメーターが振りきれる前に正常に戻ろうとするのです。
なので放映がしばらくないなら無いと言っておいで欲しかったです。
だったら廃人覚悟でガン見したのにぃ~!!
後悔先に立たずとはこの事です!
はあー、返す返すもため息でした。
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