高橋大輔さんと小松原美里さんの絆 | 高橋大輔選手と共に momokikuのブログ

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かなだいの公式練習が続々とアップされてまとめておきたいのですが昨夜書きかけの記事をまずアップします。

昨日楽しみにしていたNHK岡山さんのもぎたての特集ですが、残念ながらWEBにアップできないそうで、代わりに大ちゃんのおまけ映像を披露してくれました。

 

小ネタでもなんでも大歓迎ですので、この企画ずっと続けてほしいものだと思いましたよ。ご配慮ありがとうございます。

 

 

本編では同じ倉敷スケートクラブで育った高橋大輔さんと、小松原美里さんの恩師である佐々木先生が二人の思い出を語っていらっしゃいました。

年代は離れてるけど二人はまさに兄弟弟子みたいな関係だったんですね。

そもそも美里さんがスケートを始めたきっかけは大ちゃんだし、しかも大ちゃんのお母さんにスケートを勧められたからだそうです。

 

これはご本人へのインタビュー記事ですので間違いありません。

 

 

 

 

 ――今季のお話の前に、これまでのお話をうかがえればと思います。2人がスケートを始めたきっかけから教えてください。

 美里 私は9歳で岡山県倉敷市に引っ越したのがきっかけです。母が小学校の先生に、「新しいこと始めさせたいんですけど、何がいいですかね」って言ったら、「踊るの上手だからスケート、どう?」って。

 ちょうど新聞に大ちゃん(倉敷市出身の高橋大輔)がどかんと載っているのを見ていたので、母が「スケート、いいじゃない」って。初めてリンクに行ったら、大ちゃんのママたちがいて、「スケートはお金かからないから、やったほうがいいよ」って、ドウソをつかれました。のちのち笑い話で「ウソだったじゃないですか」と大ちゃんのママに言いましたけど。

 

 

しかしその倉敷のリンクも美里さんがまだジュニア時代に閉鎖に追い込まれました。

大輔さんたちが倉敷のリンク存続活動に尽力されたからこそ美里さんら後輩スケーターも練習を重ねてこられたわけで、あの頃をいま振り返ると非常に感慨深いものがあります。

 

今があるのはすべての理(ことわり)がつながっているからで、これこそが縁(えにし)なのです。すべての歯車がちゃんと噛み合っていま2021年このNHK杯を迎えています。

 

日刊スポーツに関大の恩人である森本理事長とのお話が掲載されましたね。

 

 

 

私も当時の様子を知る人間ですので、保存しておいた卒業式の記事など懐かしく振り返っておりました。


2008年4月1日 大ちゃんはみんなより少し遅く一人で大学の卒業式を迎えました。
3月は世界選手権のために参列できなかったからです。当時の学長が特別に入学式と一緒に大ちゃんのための卒業証書授与式を挙行してくださったのです。このマントはオックスフォード大学の慣例に倣い、大学に特に貢献した学生に贈りその功績を表彰する特別なもので、森本理事長はぜひこれを大輔さんに着せてあげたいと特別に作られたそうです。当時関大にはオクスフォードから客員講師を招くなど交流が活発だったことも背景にあるのでしょう。

 

前例がなかったからなのかもしれませんが、理事長も学長たちもいささか緊張気味なのが見受けられました。


その厳粛な式の中で大輔さんはひとり壇上に立ち、新入生に向けてのスピーチをしました。


 




いちども下を向いたり、あらかじめ用意したなにかを読み上げるのではなく、最後まで生徒さんの目をじっと見つめながら堂々と抱負を語っていらっしゃいました。あのスピーチが森本理事長(当時)のご指導の賜物だったとは知る由もありませんでしたが、それにしても若干22歳であの落ち着きは大したものです。

そして、入学式とひとり卒業式があった前日は大ちゃんは倉敷サンピアの存続を訴えるチャリティイベントに出演したんです。これが私なら緊張を強いられる大仕事が終わりホッと一息、あとは皆さんに任せます!って休んでたとこです。

 

美里さんは当時を振り返って「大ちゃんが(サンピア存続チャリティイベントに)来てくれた!」って昨日の特集でおっしゃってました。

すべてとは言わないけどあの時の髙橋大輔の行動が小松原美里の五輪を目指す今につながったんだって。

 

ティムさんが帰化されるずっと前、2018年に彼らは活動資金を調達するためにクラウドファンディングをされました。

他のスケーターの時もそうですが、この時私はもちろん微力ながら協力させていただきました。

 

倉敷出身というのは当時知りませんでしたが、日本のアイスダンスの灯を消したくは無かったからです。

 

 

 

 

したがって小松原組を応援する気持ちもいまなお持ち続けています。それは昨日の佐々木先生のお気持ちに近いものがあると私は勝手に思ってます。

 

美里さんがおっしゃる「ベストを尽くすことが最大のリスペクト」と言う言葉は本当に深いものがあります。

 

私が美里さんを初めて見たのは2009年大阪で開催された全日本MOIの会場。

美里さんは当時水谷心さんとカップルを組んで全日本ジュニアで初優勝を果たしました。

 

しかしすでにその頃もカップルを組んだ相手のケガで練習を中断するなど様々な苦労をされていて、よくぞアイスダンスを続けてくださったと感銘を受けつつ期待をもって演技を見てました。

 

人が人を想う

 

例え小さくても温かい気持ちのその先に真の美は産み出されるのです。NHK杯に立つ選手全てが一人ではなく、年齢分重ねた他者の想いを背負ってます。
 

 

北京五輪はもちろん大きな目標ではありますが、二つのカップルの究極の目標は日本のアイスダンスが成長し続けていずれ世界のトップに食い込み、次代の選手たちへの道を切り拓くことにあります。

 

その意味ではどの日本のアイスダンスカップルも同じスタートラインに立ってますね。

 

私自身の願い非常に自己中ですが、理屈抜きに自分を感動させてくれる演技をする選手が日本に現れることです。

 

大ちゃんのスケートは別腹として、久しぶりにアイスダンスの試合を心ゆくまで味わって来ようと思います。

 

 

 

 

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