最近色々と書きたいことが溜まってきたので、今日はブログアップしたいなと思いつつ、あまりにもたくさんありすぎて頭が整理できませんでした。そもそも一体どう切り出したらいいものか?と考えてるうちに夜になり、やっと落ち着いて書き出したらもう日付が変わってしまいそう。
世間では暴風雪だのオミクロンだの大変なことになってると言うのに、ブログどころじゃないだろうという状況ではありますが、とりあえず家族つつがなく過ごせていることに感謝してます。もちろんいつどうなるか先の事はわかりませんが、今ある幸せを大切に・・・なーんて休みの日にはのんびりまったり過ごしてるだけですけどね。
大ちゃん、かなちゃんはお正月だってゆっくり過ごす暇もなく、四大陸選手権に向けて猛練習大変だろうなあ~
と思っていたら、なんと思いがけないお年玉が!!
村元哉中・髙橋大輔 2022 新春スペシャル!配信決定!!
2022年もかなだい配信あるなんてーー!!
完全に予期してなかったので驚きましたよ。
頼もしい広報担当哉中ちゃんに続き、まいど筆が遅い大ちゃんも今日インスタでお知らせしてくれました。あ、レディーファーストですか?なるほど。
哉中ちゃんがお召しなのは大ちゃんデザインPUMAフーディですね。さすがです!いっそおソロに・・・とはしませんでしたね
でもヘアスタイルの方はだいぶ寄せて来てる?大ちゃん全日本からさらに長くなってません?おかげで今回はクルクル「クァ~ル」もばっちり決まってますね。フロリダからの配信でヘアメイクに突っ込むズエワ先生に向かって「クァ~ル」と言った大ちゃんの発音がなぜかとっても気に入ってるんですよ、私。
二人の(*^-^*)明るくてナチュラルな雰囲気にはいつ見ても癒されますねえ。こっちも思わず笑顔になっちゃって日ごろの憂いも吹っ飛ぶようです。海外の方からも日本語は分からないけどあどらぶるーなんてつぶやかれていましたね。
でも去年同様、内容的にはかなりビックリもさせられるんじゃないかと、それはちと覚悟もしてますw知らないところでけっこうやらかしてそう。
昨年に続き新春のオンライン配信が決定!
2021年12月末に開催された全日本選手権のリズムダンス、フリーダンスを初めてふたりで振り返る。
リズムダンスの転倒時のふたりの心境、フリーダンス前日の公式練習で髙橋大輔に異変が!
質問コーナーではマリーナコーチへの想いや、ふたりの音の取り方、使ってみたい楽曲など興味深いトークが盛りだくさん。
また3大事件簿として今シーズンのかなだいに起こったびっくりエピソードを発表。まさかの流血?!忘れ物?!等など、ここでしか聞けないトークをお届けします。
そして、恒例のプレゼントコーナーではふたりのサイン入りプレゼントも!
やはり公式練習前に異変があったんですねえ。目に光が無いのは写真でも分かりましたし、あの日は心配しましたよ~
お腹でも壊しましたかね?
でもこうして自ら振り返るくらいですから、分析して次に活かすつもりでいらっしゃるはず。でも今シーズン大きな怪我も無くダンスを見せてもらえたのはありがたい事でした。
後述しますが、全日本をきっかけに日本のアイスダンス界に対して考える時間が多くなり、無い頭をいろいろと巡らせております。いや関係者でもあるまいし、いくら考えたところで代表選考についてわかることなど何もありません。
しかし今回お二人の口から直接当時の状況を聞くことで、どんな心境で試合に臨んだのかは知ることができそう。
そして一番気になるのは使ってみたい楽曲!!これはもしや来期も継続期待できる?まだまだいろんな二人を見てみたいですよねえ。
この状況下でアメリカとの往復も心配でしたから、とにかく元気でフロリダで練習されてるとわかったのは何よりです。後はズエワコーチのお体だけが心配ですが、もちろんこまめに検査されているんでしょう。後は幸運を天に祈るばかりですね。
さて、そんな二人をいつも大きな愛で応援してくれているスカイコートさん。なんと垂れ幕を掲げてくださったそうで、配信といい、重ね重ねありがとうございます。これを誇らしい思いで見上げられる現地の方々が羨ましいです。道行く人々も思わず足を止めてしまうでしょうね。
いいなあ。いいなあ。
さてと今はちょうどLUXE完全版の再放送中なんですが、例によって家族にテレビを占拠されているのでリアルタイムで視聴は出来ません。
が、何度放映されてもその度録画してしまいます。万が一のためにスペアは録っておかないとねえ~。
大ちゃんと同じくシングルからアイスダンスに転向し、その後引退して今はモデルとしても活躍されている森望(もり かなた)さんが昨年4月、LUXE公演について
「え!ついに俺がずっと言ってたことが実現するらしい!!」
とつぶやいてくださってました。
森さんは大輔さんの事をリスペクトしてるとスケトークでも語ってくださってたんですが、以前からフィギュアスケートカンパニーや「氷艶」のような総合芸術的なアイスショーに興味を抱いてたんですね。
私も当時はまだアイスダンスについてほとんど知識皆無でしたが、今ならダンス経験者としての森さんのお話をもう少し理解できるかも?とスケトークを探して見たら、なんといつの間にかチャンネルごと削除されてました。とても残念です~
ステップやスピンの感覚の違いとか有意義なお話をされてたのにもっとちゃんと聞いておけばよかった。
ですがスケート靴を完全に脱いでしまったわけではないみたいだし、彼のようなアート感覚を持った方がアイスショーの演出に関わって下さればより楽しい舞台になりそうだとも思うんですよ。若さ溢れる新しい感性が綾を為すアイスショーの未来は想像するだけで楽しそうです。
しかし現実はやっぱり厳しい。
昨日何人かの大輔さんファンが嘆いてらっしゃったんですが歴史ある映画館「岩波ホール」が今年7月で閉館。そして創刊から100年以上経つ歌舞伎専門月刊誌「演劇界」が休刊となることが発表されました。
どちらも私にとっては馴染みがあるわけではありません。歌舞伎はまだ見たことないし、岩波ホールの存在も今まで知りませんでした。
なのに結構ショックが後を引いてるのは、自分にとっても異文化に触れるきっかけになり、もっとも記憶に焼き付いたのがこうしたミニシアターで上演される映画や演劇だったからです。
祭りなど伝統行事の廃止もそうだし、古の文化を記録した貴重な書籍の廃刊、商業主義から外れた実験的、あるいは野心的な作品の上映機会を奪われるといったことが昨今非常に増えてますよね。
日本の文化がどんどんやせ細っていく・・・
人類がコロナに勝利したらその恐怖からも解放されるでしょうか?また元通りの賑わいが戻ってくるでしょうか?
それはなかなか難しいと思います。家に居ながらネットで好みの作品を高画質で見られるし、実際に人に会わなくても用は足りる便利さを知ってしまった我々には、わざわざチケットを買うほどのメリットがないと食指が動かなくなっています。
家にいるとほんのつまみ食いでも作品を鑑賞したような気になってしまう。創作者の想いが本当に伝わるかは怪しいところ。
もちろんこれからだって人気スターは出るでしょうし、ライブに足を運ぶ人が全くいなくなるわけじゃないけど、興行主も冒険は出来ない。商業的に成り立たないジャンルは早々に廃れてしまうし、我々の選択肢はますます減っていくでしょうね。
幸い長野市には「松竹相生座」という日本一古い映画館があって今も営業を続けてるんですよ。明治30年日本で最初に活動写真が上映された年に始まって以来120年の伝統ある映画館なんですが、建物を支える骨組みや屋根の構造は明治時代のものがまだ使われているんですって。
この近くにはシネコンもあってハリウッドや日本の話題作、アニメなんかは全部そちらで上映されてるんですけどね、じゃあなぜこんなレトロな映画館が生き残ってるかと言えば上映作品のラインナップが他所ではなかなか見られないものだからです。
映画ファンにはたまらない聖地と言っていい存在。マス志向とは徹底的に差別化を図ることで生き残ってるんです。もちろん年に数本ほどヒット作品に恵まれない事には経営は苦しいそうですが。
こうした火を絶やしてはいけない。相生座のネオンサインが消えたら長野の文化の一端を支える柱が折れてしまいます。
この作品なんかもっと多くの方に見てほしいんですけどねえ。オフィシャルサイトには上映終了とありますが、明日までです。
「リトルガール」
昨年1月には異端者迫害のすさまじさを描いた「異端の鳥」という作品を上映してたんですが、それもまず人が好んで見るようなものじゃなかったです。
でも心に深く刻み込まれるような、一歩間違うとトラウマにもなりかねないような映像作品に触れる機会がなければ、傷つける事への恐れや、傷ついたときの対処も理解できないまま歳をとってく気がするんです。知り得る場は無いよりはあったほうがいい。
で、ふと思ったんですが、アイスダンスに転向した大輔さんは一部の方にとっては「異端」だったんだろうなあと。
ただ私がそう感じると言うだけのことですが、アイスダンス界だけではなく、一部大輔さんファンからも思いがけないほどの拒否反応がありましたし、なぜそうなるのか?私には本当に理解ができなかったんです。より演技の幅を拡げるため、プロとしても活動しながら技術を真剣に学びなおそうとする姿勢のどこに問題があるのか?と。
いや問題はそこじゃなくって!!
と、あちこちから怒られそうですが、これは単なる私の誤解にすぎないと自分でも思い直そうとしたりしてるんですよ。
しかし「花と土台」のころからアナウンサーや解説者の言葉がどうも変だなと感じたのは、アイスダンス界の方々にも大輔さんその人ではなく、その影響力、つまり大輔さんファンに対しての先入観があったような気がしたんです。
この心理はマイノリティマジョリティじゃなかったのかと。
白人の多くは多元主義や多文化主義を歓迎している。しかし、白人支配が弱まって不安定になっていると思っている人たちは、少数派が少しでも増えただけで一種の攻撃と見なしてしまう。
組織がこれまでとは異なった分子で構成されてしまうことへの恐れが「代替理論」
つまり何か別の者たちが口を出してきて取って代わられるという危機意識が働いたのかな?と、それであんなにも牽制してたのかな?と深読みしてしまったわけです。
やっとアイスダンスにも注目が集まると、一同もろ手を挙げてwelcomeしてもらえると思ったら、鼻っ面で戸を閉められているような違和感がこの2年間あって、それが今もって全日本ジャッジへの不信感につながっているのかもと分析したわけです。
我ながらこんなことを考えるのは面白くはありません。しかし誤解される側にも責任はあったはずです。ジャッジ選出の時点でもっと上手く立ち回ってくださったら対立的にならずに済んだんじゃないかと。
そしたらもっと沢山のファンがスムーズに納得し、日本のアイスダンスへの好感度もより一層あがったんじゃないかと残念に思ったまでです。
結局この流れで日本のアイスダンス界が異端視されたら元も子もないじゃないですか。まあ考えすぎかもしれませんけどね。
などと余計なことでウダウダしていたらそんな私の浅はかな思考を吹っ飛ばすような爽快な結論を小平奈緒さんが出してくださいました。
小平奈緒さんのインスタ
私の中の答えは「私以外の何者でもない。何者になる必要もない」でした。
つまり「私は私である」その「私」をスケートに、氷に、パフォーマンスに乗せきることができれば、他の誰でもなく「生きている私」を証明できる。
【唯一無二】(独一无二)
・ただ一つで二つとないこと
・比べようのないもの
・かけがえのないもの
という四字熟語があります。
自分自身にとって唯一無二のものがあれば、誰かにとっても唯一無二のものがあります。
私にとって今この瞬間にしかできない「唯一無二」の挑戦に、真っ直ぐ向かっていきたいと思います
なんとカッコいい真っすぐなお言葉!
結局他人からどう思われようが、それが金メダリストだろうが異端児だろうが、我は我なり!と胸を張って生きていればいい!
あ、そういえば奈緒さんも寅年でしたね🐯
おそらくかなだいも、KOKOも他のスケーターの皆さんも今できる唯一無二の挑戦に胸躍らせている最中。それによって得られる評価のためじゃなくて、その瞬間の生きている自分に向かって頑張ってる。それだけですよね。
ああそうだ、小川洋子さんも高橋大輔さんのことをこうおっしゃってましたね。
「自分は今死んでいると思わせてくれるような選手」
だと。
命輝く、あともう少しでまたそんな演技が見られるかもしれない。いやきっと記憶が吹っ飛ぶような演技を見せてもらえるとその日を待ち遠しく思っております。
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