我が推し高橋大輔さんの力 | 高橋大輔選手と共に momokikuのブログ

高橋大輔選手と共に momokikuのブログ

フィギュアスケートの高橋大輔さんを無条件に応援しております。

9月も半ばだというのに今年は残暑が厳しいですね。

しかし日暮れは大分早くなってきました。過ごしやすくなってほしいと思う一方で夏の日差しが名残惜しくもあります。

 

 

さて、前回の続きですがその前にちょっと・・・

 

最近はジャニーズ関連問題が話題になってますね。

もっぱら芸能界には疎いんですが、私ですらはるか昔から噂は知っていましたし、当事者が亡くなって久しい今になって企業やマスコミが大騒ぎしてるのがなんとも白々しく、そんなの皆さんとっくに分かっていて黙認されてこられたんでしょう?と呆れてもいます。ま、日本の社会全体が日和見主義なのも今に始まったことじゃないんですが。

 

ですが今後はCM起用を控えると宣言した企業もいくつかあり、なぜ何の罪もないタレントさんたちがそんなとばっちりを!と当初は憤りを感じました。特に相葉雅紀さんは大輔さんと対談されてたのでそのお人柄に触れることが出来ましたし、以前から好印象を持ってましたから。もちろん他にも好きなジャニーズ出身の役者さんは何人もいます。

 

しかし企業イメージが損なわれるリスクを鑑みれば不祥事が明るみになった会社と取引を続けるのは難しいわけで、実際に迷惑をこうむるのがその従業員だったとしても致し方ありません。

どんなに一生懸命真面目に働いて貢献してきたとしても、会社が誤った運営をしていたら共倒れになるのは世間的には当たり前のことです。

 

と、建前は確かにそうなのですが・・・

ファンの側に立てばそんな説明されても納得いくはずもありません。これらの仕打ちに対する怒り悔しさ哀しみ、辛さはいかほどのものかと察するに余りあります。

 

事務所や広告代理店にとってはファン=稼ぎ、つまりお金に過ぎないのかもしれないけれど、ファンにとっての推しは希望であり夢であり生きがい、もっと言えば人生そのものだったりするわけです。

 

お金は別の手段でも得ることが出来ます。

マスコミ総がかりで誰か代わりのスターを仕立てれば良い、そのやり口は私も見てきました。

でも個人にとっての推しはそう簡単に換えることはできません。

供給する側と受給側がもつ感覚の絶対的な差異、数字と感情の間の決して埋めることのできない溝の深さを目の当たりにして、ジャニーズにはほぼ無関心な私も居たたまれない気持ちになりました。

 

結局はお金で解決するのでしょうし、時期がくればマスコミも報道しなくなり世間の目からも覆い隠されてうやむやになっていくのが常ですから別に私ごときが心配する必要はないのですが、真剣に応援してる人を持つ身としては他人事じゃないんですよね。

 

 

ファンにとっての一番の痛手は推しが活躍する姿を見られなくなることで、もしそうなったら受けるショックは計り知れません。だから何とかして大事な人を護りたいと考える気持ちは痛いほどわかります。

 

中にはそれを攻撃で示す人もいますけど(それもまあわからないではない)

 

書いてるご本人は多少溜飲が下がるのかもしれませんが、私みたいにたまたま拾い読みする程度の人間にとってはそれらの言葉は100%マイナスにしか作用しませんね。犯人探しみたいなのは正直ちょっと引きます。

ジャニーズに限らずファンブログって記事内容よりも語気の荒さが独り歩きしてるのを割と目にするんです。

歯の浮くような誉め言葉をつづればいいってものじゃありませんが、はた目からすれば愛の表現方法を間違えてませんか?と思ったりもします。

 

でもその在り様は他人が決めることじゃないし、推し活なんて良くも悪くも心の世界なんですからどこで線を引くかも人それぞれってことなんでしょうね。

 

いろんな意見を目にしてるうちにじゃあ私自身はどうなのかな?って振り返るきっかけにもなりました。

 

私にとってのフィギュアスケーター高橋大輔さんはそれこそほかの何者にも換え難い人で、そんな状態をオンリーファンというのかもしれませんが、オンリーだからと言って他と比べてどうこうじゃなく、私にとっての唯一無二の栄養源!という意味です。

何でも美味しくいただくけど、実際に花となり実となり私の力になるのはお一人だけ。

 

だからもしも完全引退とか、あまり拝見できるチャンスが無くなってしまったとしたらそりゃ痛手なんてもんじゃありません。想像するだけでもぞっとします。ただおかげさまで体が続く限りはエンタメに生きると宣言してくださってますので、結構呑気に構えてますけどね。

分かる人にはわかるはずだから別に他人に対して布教しようとか考えてないし、大ちゃんならば大丈夫だという長年の積み重ねた絶対的な信頼がありますから。

 

一般的には心の隙間を埋めてくれたとか、推しに支えられたみたいな言い方をされてますけど、私の場合はいっぱいいっぱいでこれ以上無理ってくらいにぎちぎちになってた心にフゥーと新しい風を吹き込んでくれたのが大ちゃんでしたね。

 

ほら、子供の頃風船ってうまく膨らませること出来なかったじゃないですか。いくら息を吹いてもちょっと膨らむくらいで、割れたら怖いって思い切る勇気もなくて・・・である時自分で膨らませることが出来たの覚えてませんか?

 

まさにそんな感じだったんですよ。勇気をもって一歩踏み出したらあれよあれよと世界が広がって、風船に手を引かれて空に昇り、それ以来、風吹くまま気の趣くままいろんな風景を眺めさせていただいてる。

 

そんな感じですね。

ある人に言ったらそんな風にこの世の中が見えてるんだー?ってびっくりされましたけど。

 

私のこの風船はさらに膨らむことはあっても最早しぼむことも破裂することもないと思いますが、いつかどこかに着地する日が来るかもしれない。

そうなっても良いように思い出はたっぷりと蓄積してあります。栄養不足には備えが必要ですからね。で、足りなくなれば自分で創造も出来るというのが私にとっての3Dワールドです。

 

 

というわけで長い前振りになりましたが続きです。

 

娘に導かれてなんとか大ちゃんぽいキャラクターを3Dで作ることは出来ましたが、問題はここから。

いわば単に身支度が整っただけで、そこから本格的な登山の始まりです。

 

私が見たのはアイドルみたいな3Dキャラクターがリアリティのある都会のビルの間を自由に往来したり、ビルの屋上でカッコいいポーズを決めているみたいな短いPVでした。

製作者は別にその道のプロってわけでもなさそうなのにこんなすごい映像が作れるんだと感心した私は試しにどんなソフトを使っているのかを調べてみたのです。

そしてたどり着いたのがUnreal Engine(アンリアルエンジン)でした。

 

Unreal Engine5(略してUE5)は娘もまだ使ったことのないソフトなので彼女に教えを乞うわけにはいかず、インストールするところから自力でやってみるしかありません。ここからは一人旅です。

 

が、何といってもこの素晴らしいソフトを無料で使えるのが魅力的。途中で投げ出したとしても損することは何もないし・・・・というのがトライする一番の動機だったのですが、結論から言えば素人が扱うにはかなり取っ付きが悪いものではありました。

 

HPには「世界で最も高度なリアルタイム 3D 制作ツールである Unreal Engine を使用すれば、素晴らしいリアルタイム エクスペリエンスを実現できます。」と書いてありますが、美麗グラフィックをリアルタイムで描くにはつまりそれだけの負荷に耐えうるハイスペックなパソコンを利用しなくてはならないのです。

 

たまたま使っていたパソコンが買い替えの時期でもあったので、娘も使うクリエーター用のパソコンを購入したのが良かったんですけど普通だったらこんなのよほどのゲーマーか、仕事でバリバリ使う人じゃなきゃ用事のない代物です。PCスペックに関心ある方はこちらを参考にしてみてください。

 

 

あとネット環境も大切です。下手するとダウンロードするのに一晩かかってしまいます。高速回線を使っても2、3時間くらいかかったかなあ。

 

 

VRMファイルをインポートする機能はアンリアルエンジンのデフォルトにはないので、光源氏をUE5内で動かすためにさらにVMC4Uというプラグインを導入しなくちゃなりません。

 

はるべえさんというプログラマーさんが無償で公開してくださっているんですが、実装に至る道は長く険しく・・・到底書ききれませんので、大体の雰囲気はこちらの方をご覧ください。この方のちょっと愚痴っぽい語り口調が割と好きなんです。

 

 

タイトルにアホ面倒とありますけど、一言でいえばそれに尽きますね。いや面倒とかいう以前の問題で、私のようなプラグインってなあに?レベルの初心者が決して手を出していいものじゃございませんでした。

※この動画ではモーションキャプチャーを使って画面内のVRMを動かしていますが、うちには機材がないので、今のところ完全にはできていません。

 

 

公式HPには

「はじめてのプロジェクト作成から、難しいチャレンジへの挑戦まで、無料でわかりやすいリソースと、協力的なコミュニティで、すべての人に夢を実現する力を与えます。」

と書いてありますが、そもそもこの短い文章ですら日本語であって全然日本語じゃあないことからもお分かりの通り、説明読んでもほぼ意味不明の外来語の羅列にしか見えず、全く頭に入ってこないのです。

これとは別の場所ですがヘルプの質問で「一般人でもわかる言葉で書いてください」ってのを見つけた時は笑ってしまいました。で、その答えを読んでみたんですが、やっぱり私にはチンプンカンプンでした。

 

 

 

理解できないことは後回しにするとして、youtubeにアップされてるクリエーターさんたちの解説動画を手掛かりになんとか導入に成功し、キャラを動かせるレベルにたどり着けたのは我ながらど根性だったと感心しますわ。

まだまだできないことだらけなんですけどね。

 

初心者が最初に引っ掛かりやすいのはソフトのバージョンです。例えば現時点でのUE5の最新バージョンは5.3なのですが、それだとまだ外部のプラグインはほとんどサポートされていません。

簡単に言えば先陣を切る武将にお供の者が全く追いついてない状態と言いましょうか。

 

知らない人は世の中なんでもコンピューターが自動でやってくれるように思うかもしれませんけど、このバージョン違いという障壁がある限り人間のサポートなしではプログラムが成り立たないのです。

 

前のバージョンUE4で動かせてもUE5では作動しないというようなものが頻繁にあるわけですが、最初はそれを知らなかったので、バージョン違いのプラグインを入れてしまい、結構無駄な時間を費やしました。

 

独学というのはそのあたりが大変です。結局基本から学ぶ必要を感じ、有料ですが講座を受けることにしました。まだほとんどの講座が英語バージョンなのですが背景映像作成については日本語の解説もあり、とても分かりやすくて助かりました。

受講したコースは全部でだいたい5時間くらいの動画だったので一通りやってみるのにそんなに時間はかかりませんでしたよ。

イレギュラーなことをさせようとすれば大変だけど、基本だったらプログラミングの知識皆無でも出来るのがUE5の良さですね。

 

だいたい大まかな機能を覚えたら早速実践です。先生に言われたとおりにカーソルを動かすのではなく、実際に何か作品を作ってみた方が早く身に付くと思い、氷艶「月光かりの如く」の都の風景を表現してみました。

 

最初は雅な都のつもりだったのですが・・・

 

 

 

 

山や湖、砦なんかを調子に乗って作ってるうちにだんだんと武骨になってしまったのでこれはもう鬼ヶ島ってことで。はい。

 

 

 

川のほとりで老夫婦に拾われた赤ん坊ヒカルは成長後、己の出生の秘密を探るべく旅に出たのだが、乗っていた船が海賊に襲われ転覆してしまう。流れてきた小舟につかまり、漂流後にたどり着いたのは巨人族が住む島だった。 

 

ヒカルを助けてくれた巨人が言うにはここはさらに巨大な鬼が支配する島で入江に向かう小高い山の上に城を築き、時折船で繰り出しては商船や村を襲っているのだという。

 

昔ここは都人の流刑の地だったが、ある貴人が山の洞くつに眠る鬼を目覚めさせてしまった。

彼は自分と子孫の血を引き換えに鬼の力を得たのち、己を陥れた朝廷に復讐するべく島を根城に船団を仕立てて挙兵しようとした。

 

が、海賊行為で資金を集めているうちにいつの間にかその志は私欲に代わり、島の西に都そっくりの立派な御殿を建てさせ、さらってきた女とともに贅沢な暮らしに明け暮れるようになる。

 

鬼は人の欲を喰らうことで力を増す。やがて貴人は鬼人となり醜く姿を変えて、ついには己の欲望を満たすだけの畜生となり果てた。

御殿から人の姿は消え、集められた屈強な兵士の生き残りだけがわずかに人間の面影を残して奴隷のように使役させられている。

 

この島から脱出するためには海賊船に忍び込むしかないが、鬼の時間は人のそれとは違うので何年先になるかわからないとのことだった。

 

果たしてヒカルは脱出できるのか?

 

鬼の目を避けつつ島をめぐって猿、犬、キジの謎を解き、ついに鬼の姿になった貴人が潜むという洞窟の門にたどり着く。

そこでヒカルが目にしたものは・・・・

 

 

みたいなゲームを作れたら面白そうだと舞台を創りながら思ってました。

 

ヒカルは舞扇しか持っていないので鬼に見つかったらそこでゲームオーバーとかね。舞のスキルが上がれば敵をごまかして回避しやすくなるとか。ほんとにできたらいいんですけど全部一人で作ってたら何年かかることやら。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは全体画面ですが、この中に入ったヒカルを自由自在に動かすことが出来ます。歩いてみると結構なスケール感ありますよ。

 

 

 

 

 

しかしいきなりこんな巨大なマップを作ってしまったせいでプロジェクトに割り当てられたメモリーが足りなくなってしまいました。炎や噴水、桜吹雪など動きがあるものをNiagaraという機能を使って表現するとかなりのメモリを食うことが判明。最初からあれこれ欲張りすぎたのです。警告文が出たのち光をちょっと調整したら画面が真っ黒になったときは焦りましたよ。

講座を参考にテクスチャーメモリを調整して何とか復活しましたが。

 

なのでこのプロジェクトはいったん中止してもっと小さなスケールであれこれ実験してみようと思い立ちました。

それが大ちゃん美術館です。

 

 

Xのフォロワーさんには動画で披露しましたが、私が想像するごくごく私的な癒しの空間になっております。

すでに美術館、レストラン、ホテルが完成したのでそのうちテーマパーク化するかもしれません。時間があれば~

 

こちら美術館。全体的にちょっと暗すぎたのでただいまリニューアル中です。

 

 

こちらはレストラン”ラ・バヤデール”

 

 

 

仮想現実なんだからどうせならホテルの方もリッチにってことで、最初はフロリダにしようかと考えたのですが、あちらだとディズニーワールドイメージだったので、新EXに因みモロッコあたりの高級ホテルを演出してみました。

となるとテラスからの眺めが重要なのでプールとかビーチでリゾート感マシマシにしてみたんですよ。

 

 

 

ホテルMakebaの寝室から見える外の景色は砂漠。VIVANTじゃなくってThe Sheltering Skyをイメージしてます。

 

動画を作成するのはあまり得意じゃないのですが(メンドクサイw)ここまで作ったんだからせっかくだし観光PR風にしてみたいもんだと思っております。

 

あ、書いてるうちにテーマから外れ気味になったんですが、とにかく!

 

インストールって?ダウンロードって何?な私がここまで来れたのは我が推しが高橋大輔さんだからです。他では絶対にありえません。

 

と言いたかったのです。

 

私を風船に乗せてどこまでも高く遠くに飛ばせてくれる。

 

これからもどんなことがあってもこの風船を手放すことだけは決してしないと断言できます。