スケートアメリカ2023が開幕しました。
スケートアメリカと言えば2005年大会を想い出さずにはいられません。
高橋大輔選手が見事GPS初優勝した記念すべき大会で、私もその時からディープな大ちゃんファンとなり早18年が経過したわけです。あれ以来なんどラフマニを見たのか数え切れませんが、いまだ見る度初恋のときめきと甘酸っぱい郷愁に満たされてしまうので、最近は見返すのを控えてるくらいです。
脳内に残るイメージと感覚を損ねることなく保管しておきたいという意図は美術館のそれに匹敵するような・・・温度変化とか光害にさらすことなく出来ることなら非公開で永遠に大切にしまっておきたいんですよ。
これはリアルな自分の体験に基づいてる感覚なのですが、録画した時のビデオテープは何度も見すぎて擦り切れちゃったんで、デジタル時代では大丈夫と思ってたらさに非ず。結局映像記録っていつかは何らかの形で改変されたり消されたりするものだというのをさんざん見てきました。だからたとえ美化されてたとしても、自分の記憶に勝る確かさはないんですよね。
なんとしても脳内に刻み込みそして絶対に忘れたくはないと思わせるだけの演技を高橋大輔さんは何度も何度も実演してくれたし、
それらは誰が何と言っても傷つけられることのないダイヤモンド級の確かさで私の思い出を輝かせ続けてくれました。
しかもそれが過去だけではなく現在、そして未来をも照らしてるわけです。
今大会GPS初出場となった吉岡希君に長光歌子先生が帯同してることがまた感慨深く、過ぎし日に思いを馳せないわけにはいきませでした。
吉岡選手は会心の出来で初出場ながらSP4位。現地レポによると歌子先生の目には涙が浮かんでいたといいます。しょっぱなから先生を泣かせるなんて、順位以上の快挙だと思いますが、それだけ先生の胸にも去来するものがあったんでしょうね。
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そして3位につけた佐藤選手は大輔さんの演技動画を見て研究したといいます。
多くのシングル選手に影響を与え続けてる大輔さんだけど、今なお後継者ともいえる選手たちが次々と台頭してきて、その演技に確かな印を見出すのはファンとしても本当にうれしいことです。
強いと思わせるにはまずは安定感が必要なのでフリーもぜひぜひ頑張ってほしいです。
今シーズンのGPSエントリーは好きな選手ばかりなのでとても楽しみなのです。各選手が名プログラムを携えて出場してくるのでとにかく見ていて楽しいし飽きません。たぶん一気に駆け上がる選手もでてくるんじゃないかな。
本来でしたら今日は野村道場IPPONトークの公開日でしたが、動画編集に不具合が生じたとのことで延期になってしまいました。残念。
まあでも誤って消したとかは編集あるあるなので(あったら困りますが)慌てずに次回を待ちます。今日大ちゃんも延期になった旨をIGSでリポストしてましたが、久々に陸の練習動画もアップしてくれたのでほっとしました。
別にスケートに限らず、大ちゃんが動いてる姿を見ると安心するし、私も元気が出るので。
大ちゃんはああ見えて人一倍負けず嫌いなので、哉中ちゃんや周囲の頑張りにも大いに触発されてるだろうし、きっと今シーズンの若手の演技も目を皿のようにしてチェックしてると思います。今年は特にね。
新しいショーに向けての体づくりと、準備で超忙しい毎日を送っていらっしゃるでしょうが、秋が深まり日ごと寒さも増してきましたので、大ちゃんや他の皆さんも十分健康には気を付けてほしいです。
ま、いろいろ考えたけど要望と言ったらそれに尽きるわけで、出てきたものをなんでも美味しくいただくのが私のポリシーです。