我らが滑走屋、我らの滑走屋 | 高橋大輔選手と共に momokikuのブログ

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フィギュアスケートの高橋大輔さんを無条件に応援しております。

滑走屋~Makingu Documentary Film~の配信もあと1日となってしまいました。

でもたった1日でもいいからもしご覧になってらっしゃらない方にはお勧めしたい素晴らしいドキュメントなので、だまされたと思って見てみてほしいです。

 

 

いや、ほんとならもっと早くお勧めするべきだったのですが、それよりなにより限られた配信期間中に合間を見てはリピートするのが忙しく、ブログ書く暇を惜しんでリピしてたので感想を書くのがすっかり遅くなりました。

 

書きたいことは山ほどあれど、配信を見るとついつい皆様がアップしてくださった動画を見たくなり、youtubeを見始めればそれほど際限なくなって仕事あるのに結局午前様の繰り返し。感想を語ったり人に勧める暇もない。

 

そんな方、結構多いんじゃないでしょうか?

 

でもねでもね!

 

フィギュアスケートファンでまだ見ていらっしゃらない方もいるのが、すんごく勿体ない。全身全霊をもって「滑走屋」をお勧めしたいというのも本音なのです。

 

いや、ちらっと見たけどそこまで言うほど素晴らしいのか?なんて疑問を抱かれてる皆さん!

 

これはもう動画で伝えられるようなものじゃないんです。実際お勧めはしますけど配信でちらっと切り取った映像くらいじゃあなにもわからないし、私自身、やっぱテレビで放映できるようなものじゃなかったなと改めて確認できたくらいでしたもん。

あの日あの時あの場所にいなければ体感できなかったこと確実にあります。

 

でもたぶんですが、今回臨場できなかったにせよ、もともと高橋大輔氏のパフォーマンスに惹かれ一度でもファンになった方はもともとそういう体験を何等かの機会に経験されてる方だと思うんですよね。

少なくとも私の周りの方々はそうです。語り合えた人はみな現地ならではの肌に直接突き刺さるような圧倒的な臨場体験をお持ちの方で、もともとの感性というかそれを受け止められる素地が違うんで、その記憶を踏まえた上で可否を決めてらっしゃるわけです。

 

それに引き換え私自身はそこまで鑑賞観劇体験が多いわけではありません。が、それでもなおやっぱり!!!何に引き換えてでも

お勧めしたいのがこの滑走屋です。

 

 

劇場の舞台の何倍もの広さ、圧倒的なスケールをもってダイレクトにパフォーマーの現実離れしたスピード感と集団だからこその力強い迫力、音楽との一体感を全身に浴びられる機会なんてそうそうあるもんじゃありません。

 

絶対に見て!生き方変わるよ!!ってなりふり構わずお勧めして歩きたい気持ちです。

 

が、しかし

 

人の感性って想像以上に一人一人違うし、何に価値を見出すかはその人次第ですからね。

たとえ我が敬愛するアスリートに伝えてたところでその人がピンとくるかと言われたら自信はないのです。

 

でもわかる人には無理しなくてもちゃんと伝わる。

 

9公演とは言え、たった3日で幕を閉じた滑走屋ですが、何よりスケーターの皆さん自身が興奮冷めやらず、その感動を他のスケーターに伝え、振り付けを「踊ってみた」と動画アップしてくださってる。

このムーブメントは本気でもっとたくさんのスケーターを巻きこんでほしいし、そのために今この記事を書いてると言ってもいいくらいです。

 

別にファンになってほしいとかじゃなくて、どこかの誰かに伝わってほしい。

 

現地で見ている間中「継承」という言葉が頭から離れませんでした。

 

高橋大輔は唯一無二。

 

もちろん私もそう思ってるのですけど、どんな生き方にせよ誰でも唯一無二の存在であるには違いありません。

むしろ大切なのはその生き方にあこがれ、その道を継ごうとする人がどのくらい現れるか?なのです。

 

最近立て続けに私に影響を与えた天才的なクリエイターが次々とご逝去されて寂しい限りですけど、彼らが蒔いた種はそれこそワールドワイドに根を張って、時を経て私たちに新たな感動と喜びを与えてくれるに違いありません。

と、同じように大輔さんは確実に次世代へダイスケイズムを伝えることができています。

 

それが何より私には嬉しい。もちろん多くの協力者あってのことですが、だから余計に盤石なのです。

 

 

 

俺たちの滑走屋として新たな芽吹きがそこここに生まれているのを何とも嬉しく拝見しております。

 

佐々木晴也さんが滑走屋京都支部の動画をシェアしてくださいました。ほんとキレキレッ!です。

 

実は2015年のXOIで佐々木晴也さんからパディントンを手渡していただいたという、私にとってはそれこそ唯一無二の素晴らしい体験がございまして、今も大切にしております。

 

あの小さな男の子がこんなに立派になって・・・というめっちゃ親目線で拝見してましたが、彼が氷艶のメンバーにも選出されたことは、これまた得難い歓びなのです。

 

本当の幸福ってこうしてあちらこちらに拡散していくものなんだと、それを目の当たりにしているだけでちょっと自分の人生の価値も上がったような気がして、愉しくてたまらないのです。

 

佐々木晴也君にパディントンをいただいた話、こちらにも書いております。今振り返ると我ながらちゃんとその道をたどっておるなと自分を褒めておきたくなります。もちろんそれは大ちゃんのおかげなんですけどね。