「金曜日は、翌日早朝からのサーフィンに備えてコンパも行かずにまっすぐ帰る事の方が多いかな。」


明らかに硬派さとさわやかさとアクティブさを売りたいが為のこのセリフはそれこそコンパで度々僕が放った自己満足という名の自分への最高の愛の結晶だ。


事実、大阪生まれ大阪育ち育ちわるそなやつは大体友達育ちわるそなやつと大体同じな僕は、東京銀座のど真ん中でこれでもかという標準語を披露することも少なくなく、僕の関西人としての魂は当り障りのない「だよね。」という相槌と引き換えにお台場の海に投げ捨てられてしまった。



事実、東京の生活は悪くない。


ただ、今を生きる多くの若者がそうであるように、生活はめまぐるしく、朝から深夜まで仕事に没頭し時に業務より大変な飲み会も少なくない。そうして一週間が終わったのも束の間、平日より多忙な(?)週末が始まり、その終わりと同時にまためまぐるしい仕事が待っている。まさに人生メリーゴーランド。


充実した日々を過ごす一方で山手線もとい東京駅発メリーゴーランドに乗った僕は自分の立ち位置を掴めなくなる。僕は今人生の何章目を走っているんだ。僕の人生は何章目まであるんだ!



人生って何だ!!幸せってなんだ!?幸せとは夢とロマンと愛だ!!と、先日I氏と千川駅前のC級バーで二人とも半ば眠りこけながら強引に導き出した結論を我が人生幸福論の仮説とし、このブログを通して自分に問いかけてみたい。自転車でアメリカを横断しようと思った時のあの澄んだ瞳を忘れないように。過去を強引に美化し、僕の人生は続く。