薪ストーブや電気自動車は「カーボンニュートラルでもSDGs」ではない! | せくしーもりおのブログ

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夏は伊豆大島 冬は白馬村に有る ゲストハウス もりおの家の日々

昨今
薪ストーブ人気ですが
実は
木材燃焼バイオマスによる森林破壊
地産地消原則の無視
大気汚染とCO2排出過多が判明


間伐材だからと言う人もいますが
それは昔の話
今はその為に森林を伐採しているのも事実


森林保全という理由のために
薪ストーブで燃やして大気汚染をしてよいとは
正当性も無いうえに理論が繋がらない
森林保全を言う目的は生物の多様性と保護
森林回復が主目的であって
切って燃やすことが目的ではない!


大気汚染はすべての生物にとって重大な脅威である
森林火災や野焼きには対策を叫ぶのに
木材燃焼暖房だけは無害と言いながら
住環境を汚染してよいはずがない
ならばクリーンディーゼルや
アドブルーなどの装置を義務付け
クリーン排煙システムを煙突に付けるべきでは無いだろうか?


どうしても薪ストーブを使用したいのであれば
排気浄化装置を付ければ
都会のピザ窯同様に気兼ねなく火炎を楽しめるようになるはず


こんな装置もあるみたいです
https://www.c-clie.co.jp/products/home/
100万円程で
地球がクリーンになるのなら
安いもんではないだろうか?


木が燃える匂いって
好きな人は好きだろうけど
木材燃焼煙は臭くて汚いというのが通説です
タバコの煙となんら変わりないですから~



木材燃焼暖房は
住環境の大気中に
濃厚な有毒物質や煤塵を大量に未処理のままで排出する
既に欧米では大きな社会問題となっていて
呼吸器系疾患を中心に
各種疾患の発症増悪に寄与し
リスクレベルを
有意に上昇させるとの多数の研究によって証明されているのです
デンマークのコペンハーゲンでは木材燃焼暖房は既に禁止されているそうです

日本政府はカーボンニュートラル
再生可能エネルギー拡充の一環と理由をつけ
一般家庭に薪ストーブの普及を目指すという
欧米に対して周回遅れ
若しくは時代に逆行退化の方針を未だに進めている


一部自治体は
個人宅設置の薪ストーブに対して
補助金制度まで用意している
温暖地にあっては限りなく趣味性の高い
しかも大気汚染源となるものを
税金を原資として
補助金を給付するというのは大きな疑問かな



そもそもカーボンニュートラルは
発電用動力源の代替燃料としての理論であって
本来は
家庭用木材燃焼暖房促進のための理由や理論ではないし
現実には
大量のCO2と有害物質を排出していることには変わりがない


北海道ではこんな事も
『薪ストーブを条例で禁止してください』
https://www.memuro.net/administration/kouhou/hotvoice/2021/01/240.html


そもそも
木材燃焼はクリーンエネルギーではない
定義上「グリーン(緑)」かもしれないが
「クリーン」ではない
世界中で問題視され始めている
煤煙悪臭はどのように弁明するのか
木を切って燃やすことを
クリーンとは言わない
CO2の増減に関しても
回収期間が20~100年との研究もあり
ニュートラルにはならない!




そもそも
木材を燃焼すると当然CO2を排出します
もともとそのCO2は植物などが成長する過程で
大気中から吸収したものであり
トータルとしてCO2の量は変化しないという考え方らしく
だからカーボンニュートラルと定義しているらしい




電気自動車も
重くて道路は壊すのに
税金安い
ガソばら撒いてる俺は多重納税者だ
リチウム電池もリサイクルの利かない時点で
同じくカーボンニュートラルでは無い
例えばガソリンを燃料に走る自動車からは
排気ガスとして二酸化炭素がでます。
しかし、これは元の化石燃料には戻りません、
つまり循環できないからカーボンニュートラルではないので
どれもカーボンニュートラルでは無い


次に薪ストーブで薪を燃やして出た二酸化炭素
これは木の光合成で吸収されます
そしてその木を人間が切り
薪として使うので結果プラスマイナスゼロ、
循環が成立しているっていうのが理論らしい


俺からしたら
ただの屁理屈でしかない(爆笑



木材の燃焼は
何十年も何世紀も温暖化を増大させる
木材が石炭、石油、天然ガスに取って代わる場合でも
その木材を伐採するのに
他の化石燃料を使って重機を動かし
薪を運ぶとき、車を走らせる
木を切る時、チェーンソーを使う
薪を割る時 薪割り機を使う(笑

矛盾ですね・・・

だから
ノコギリで伐採をして玉切り
ひたすら斧で割る
割った薪を台車で運ぶ
そして排煙装置を付ける
そうすれば
カーボンニュートラルと
堂々と言ってもいいかもしれませんね

厳密にいえば
ストーブ本体や煙突を製造する過程でも
温室効果ガスは発生しているので・・・
エコでは無いですね(笑


さらに付け加えるなら
これはもりおっちゃん独自の見解なのですが
最近白馬に雨が多いのは
薪ストーブが増えた事による排煙により多いのでは?って??

昔、雨を降らせるのに
雨乞いの儀式として
火をどんどん燃やし
それによって上昇気流を生じさせて雨を降らせる
雨の核となる物
粉塵の粒、煙の粒等
その元になる煙を空気中に大量に放出することによって
そこに水滴がついて落ちてきて雨となる可能性があります


ただね俺が
へたな事言えば
そんな
たかがそれだけで
気候が変わるかよって言われそうですが
冬なのに本当に多くなってきている
雨降りの白馬シーン
気温は低いのに
雪が降らないのは
少なからず影響が有るのかなぁ~
なーーんて思う
今日この頃


薪ストーブと電気自動車とカーボンニュートラル
SDGs
中々難しいですね