その1からの続き。

作業を大雑把に追っかけます。


※なお、パッド交換部分は以前ブログに記載しているので割愛m(_ _)m


1.ジャッキアップしてウマをかけます。

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2.キャリパーを開けて古いパッドを外します。

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※使用前と使用後の比較。

・両方とも同じDIXCELパッドです。

・約45000km走破。
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測ったら残量2mm。

見事限界まで使い切りましたね…(笑)


ちなみにこのパッド、純正パッドと比較すると…


初期制動は明らかに良くなりました。

ブレーキダストは純正とほぼ同等。

耐久性も45000km持てば十分でしょう。


良いパッドだったと思います。



3.キャリパーブラケットを外します。
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さてこれでローターがズボッと!



…外れません(汗)


100,000kmオーバーですからね、ハブにしっかりと固着しております(汗)

さすがにローター外しの工具は持って無いぞ…。


と、ローターにはサービスホールがある。

調べてみると、M8のボルトが入り、締めていけば外れると。




どっかにM8のボルト…M8…




うーん…







見っけ!!

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ラジエータのコアサポート金具のボルト(笑)


コイツを使って…



4.ローターを外します(笑)
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2本のボルトを均等に締めていくと「ボコッ!」といい音をさせて外れます。


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5.ブレーキピストンツールを使い、ピストンを戻します。

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※この時、ブレーキフルードがリザーバータンクから溢れないように注意。

溢れそうなときはスポイトでちょっと抜いておきます。

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6.新しいローターとパッドを組み付けます。
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交換完了!!

この後は、しばらくはナラシ運転。



※古いローター

・約105,000km走行

・純正パッドで約60,000km、ECパッドで45,000km走行

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写真では分かりにくいですが、摺動面は何本も線が走ってレコード盤状態。


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サビはそうでもないですが、ディスクのふちと段差が出来てます。

ここまで減ると再度研摩するのは無理でしたね。

交換で正解です。




交換後、悪化していたブレーキフィールは元に戻りました。

めでたしめでたし。


しばらくはナラシが必要なので、急制動などをしないように走りましょう。


おしまい。