【VAB】WRX STI E型 純正ブレーキパッド交換
VABに乗り換えて1年半。走行距離は既に36,000kmオーバー…相変わらずの過走行が続いております。先日夏タイヤに戻した時、ブレーキパッド残量が気になりました。特にフロント…ウェアインジケータまでギリギリなような…・毎日の通勤・スバルスタンプラリーでの長旅・ドライビングパレット那須3回・本庄サーキット2回・袖ヶ浦フォレストレースウェイ1回こんな感じで街乗りからサーキットまで使い倒しましたからね。そろそろ変えておいた方が良いかな、と。サーキット走行を考えるとパッドは耐熱性の高い社外品か?と思いましたが、ところがどっこい。どこぞの記事で読みましたが、VABのD型以降に装着されている、ブレンボ製6ポッド・モノブロックのブレーキ。こいつは30分程度のサーキット走行を問題なく走行出来るよう設計している、と。実際youtube等で純正パッドのままサーキットを攻めている動画はたくさんあり。自分も6回ほど中・小規模のサーキットを走行しましたが、特にフェードなども無く。この程度の走行なら純正パッドで十分だと判断しました。(※もちろんクーリング走行などは適宜行います)ちなみにVABの取説を読むと…純正パッドはロースチール系の摩材を使用しているようですね。(一般車の純正パッドはだいたいノンアスベスト・オーガニック)ロースチール系ならば、耐熱温度は600℃程度か?(ノンアス系だと、だいたい400~500℃)さすがに富士スピードウェイのような国際サーキットは厳しいでしょうが、袖ヶ浦も問題なく走れたので、このままで良いかと。ミニサーキット程度なら十分ですね。さて、交換するパッドはこちら(とはいえ純正ですけど)某オークションで、新車時交換のほぼ新品を落札。新古品なのでフロント、リヤ共に残量は9~9.5mmあります。前後セットで\20,000-純正パッドの欠点は尋常じゃないブレーキダストの量です。体感的に一般車の5~10倍くらい汚れます。本当にあっという間にホイールは真っ黒です。これを嫌って低ダストのパッドに交換する人が多いようですね。(おかげで新古品の出品が多くて助かるけど)汚れはまあ…自分は頑張ってこまめに洗います。交換はいつものスバルディーラーにて。工賃は\13,200-でした。(※フロントのみ。パッド持ち込みなので通常より高め)リヤは残量にまだまだ余裕があるのでそのまま継続使用。減り方を見る限り、フロント2回でリヤ1回くらいですかね。金額的には部品と工賃で\25,000-くらいですかね。社外パッドは大きなサーキットを走る時に考えます。ちなみに交換したフロントの古い純正パッドがコレ。摩材にクラックも無く、キレイに摩耗しています。残量4mm、街乗りならもう少し使えたかもしれません。(サービスデータ上の限界値は2.8mm)まあサーキットに行くことを考えたらこの辺が限界でしょう。さて余談ですが…純正部品でブレーキパッド・ローターを一式交換するとどうなるか。気になったのでディーラーで見積もりを取ってみました。(半年ほど前ですが)…えっ!?\427,768-!?工賃が前後合わせて\15,000-程度なので…部品代だけで驚きの40万オーバー…(笑)フロントブレーキローター:\149,600-フロントブレーキパッド:\83,600-リヤブレーキローター:\114,400-リヤブレーキパッド:\63,800-さすがに担当の営業さんも苦笑い。特殊なブレーキなのは間違いないですが、ここまでとは!社外ローター・パッドの方が安いぞ、しかも圧倒的に…(笑)純正の方がここまで高いってパターンは初めて見ました。(例えば、パッドはSTIの方がこの2/3くらいのお値段)(ローターはDIXCELならば、ドリルドで6~7万)ENDLESSやDIXCEL、Projectμ等の大手メーカーで言えば、最上位の2ピースのレーシングローター、レーシングパッド並み。これはちょっと…さすがに社外を考えます…(笑)