今年8本目!

 

今日はすごく久しぶりに芝居仲間・宇内の芝居を観に行ってきました。

同じ時期に公演等がかぶる事が多すぎて…悩ましい…

 

こまばアゴラ劇場にて観劇。

 

 

某国立大学の生物学研究室。

そこではサルを人間に進化させるプロジェクトが進められていた。

 

様々な分野から集められた研究者や学生たち。

研究内容とは裏腹に、恋愛や就職活動、結婚、自殺未遂…

などなど、日常からやや重い話まであるが、ごく当たり前の生活が営まれる。

 

その様子を描いた作品でした。

 

 

開演前から既に登場人物が舞台上に居て。

もう既に作品の一部が始まっている感じ。

 

そのまま明確なきっかけも無く、あっさり始まり。

実に普通な、研究室の日常生活がごく自然に進んでいく。

そして、そのまま終わる。

 

大きな事件など、非日常的なことは起きない。

淡々と、普通に。

仲間の自殺未遂の噂とか、やや重い話もあったけど、あくまで日常的で。

 

 

上手くデザインされた、ちょっと先進的な?研究室の一室の舞台。

 

会話とか日常的過ぎて、強いインパクトがあったわけではないけど。

「自然な日常」が見事に、普通に描かれ、芝居である感じが非常に薄い。

もちろん良い意味で。

 

宇内はちょっとチャラいバンドマンであり、医者の役。

勉強を教えていた妹の友人とヤッてしまうような、ちょっとダメな男の医者。

あの危うい演技の「キレ」は相変わらず良いなぁ…。

 

面白い作品だっと思います!

お疲れ様でした!