その1からの続き。

 

作業前にまず

配線作業中はバッテリーのマイナス端子を外しましょう。

下手するとエアバック暴発などの危険があります。

 

・ハンドルからエアバッグを外します。

ステアリングコラムのサービスホールに細いマイナスドライバーなどを突っ込んでロックを解除します。

 

・左側の穴はここ

 

・右側の穴はここ

 

・下側の穴はここ

 

・外れたところ。

エアバッグは丸穴に引っかかっているので、印の針金を押すと

ロックが解除される。

 

・エアバッグ側のハーネスはすべて外します。

 

・エアバッグが外れました。次にハンドルを外します。

そのまま外すとハンドルセンターが分からなくなるので

シャフトとハンドルに合いマークを付けておきます。

ナットは相当固いので、クロスレンチなどで緩めます。

緩めたらナットはネジ山から外さす、少し残します。

ハンドルを力一杯ガタガタとこじって引き抜くので、

ナットが無いとハンドルがすっ飛んできますので注意。

 

・ハンドルが取れました。

 

・カバーを外し、コラム周りの各カプラーを外します。

 

・コラムスイッチを外します。

固定バンドを挟む時はロッキングプライヤーがあると楽です。

 

・ワイパーレバーは元のを移植するので外します。

丸印のツメでロックが解除出来ます。

 

・エアバッグ用ハーネスも移植するので外します。

上・左右の計3か所ツメで固定してあります。

これは回転するので、回すとセンターが分からなくなります。

回さないように注意。

 

・上がWRX STI用、下がWRX S4用

S4用は内側のリングスイッチ1段目にフォグ表示があります。

S4用の上に謎のカプラーがありますが、不要なので外します。

 

あとはS4用コラムスイッチにワイパーレバーとエアバックハーネス

を移植し、逆の手順で組み上げればハンドル周りは完了です。

 

・助手席側でも少し作業。

リレーを1個追加するため、まずグローブボックスを外します。

 

・リレーを追加する位置。

助手席側の足元に寝転んで、仰向けになると見えます。

普通に座った時、右足が来る位置の上のあたりです。

 

・リレーが付きました。

狭いので手探り作業になりますが、内装をバラさず付けられます。

 

・失敗時のおまけ画像

諸々を元に戻し、試しに一度電源を入れてみたところ。

エアバッグのエラーが???

なんとエラーは表示だけでなく音声でも教えてくれます、凄い!

ちなみにエアバッグ裏面の黄色いハーネスをきちんと押し込んでいなかったのが原因で、直したらエラーは収まりました。

 

その3へ続く。