超久しぶりに書きますね、観劇ブログ。
や、観てなかったわけではないんですよ、むしろ沢山観てました。

忙しさにかまけて、twitterでつぶやいてオシマイにしてました(汗)

今年はもうちょっとマジメに書こうと思います。
せっかく観た作品なんだから。

さて、新年1発目は!!
我らがカラスカ主宰・江戸さんが度々脚本演出しているシザブリさん!
団長の久さんと大仲マリちゃんも客演!!

今回は新作ですよ!!
そしてタイトルは!!

「軽くフィクション」

タイトルからして、早速ふざけてます(笑)
や、もちろんしっかり考えて付けたのでしょうけど。
2秒で考えたタイトルにも見えます…!?



さてさて、どんなお話だったかというと。

昔、ヤクザの悪徳金融に騙され、大切なものを失った男と女がいた。
だがヤクザには大物政治家がバックについていた。
故に、警察ですらロクに動けなかった。

ヤクザへ復讐の為、あえてその組に入った男、恭介。
記者になってヤクザと政治家の関係を暴こうとした女・百合。
そして同じくヤクザを潰すために潜入していた元刑事・優作。

この3人を中心にストーリが進む。
恭介と優作は組ではコンビを組んでいた。

海外マフィアとの取引。
イイオシリの女の何でも屋によってかき回され失敗する取引。
裏に見え隠れする大物政治家の黒い影と謎の始末屋。
飛び交う隠された秘密とダイヤモンド。
なぜか怪しい倉庫街で稽古する劇団員。

どこかで聞いた事のある関東白虎組。
どこかで見たことのある風の刑事たち。
鞭を振るう精神科の女医。


濃いキャラ揃ってます。


基本的にポンポンとテンポよく進むストーリー。
しかし序盤から中盤にかけて、複雑な伏線の張り巡らせ合い。
お互いに騙し騙され、しかし気付かず、もしくは気付かないフリ???

それが終盤にかけて一気に伏線が繋がるという仕立て。

若干の難解さがあるものの、そこは江戸さんと濃い役者さん達。

随時ネタが入るので基本笑える。

特に主軸の恭介・優作コンビは絶妙の上手さとカッコよさ。
自然で無駄なく。
いや、無駄にやたらと面白く…なんなんだ(笑)

ヒロインさん達の扱い…良いのだろうか…。
皆さん可愛いのに…。
まあ面白けりゃいいのか。


白虎組長、理想的なへんたi春山さん!!!!
所属組員も組長があんなだから、もちろん面白いんですが。

もうね、組長登場するたびにワクワクしてしまう(笑)
ああいうキャラやらせたら
無敵。
そして女医さんもハマり過ぎ。ムチ似合い過ぎ。

異常に強いマフィアの動きのキレも凄いし。
子分の扱いの酷さも江戸さん手抜かりは当然無いし。
無駄に熱い某刑事ドラマをやって、作品に的確な援護射撃する刑事たちもイイ!!

久さん…オイシイ…実にオイシイ…。
腕の始末屋なのに…。
どこからともなく漂う、か弱さとコメディ臭…(笑)
あの流れで女医さん誤射
とかヒド過ぎ(笑)

マリちゃん…コメディ臭漂う悪役が板についてきたか…!?
笑わせて頂きました(笑)



…結果、主役脇役とも改めて思い返してみても。

総じて濃いわ。


こりゃガツンと来るわけですわ。
約2時間、存分に笑わせて頂きました!!

皆さんお疲れ様でした~!!