4歳の誕生日 | 心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

3人の母です。

次男と三男は心筋緻密化障害(心筋症)をもって生まれてきました。

次男と三男の闘病記録と、亡くなった後の私の日々の気持ちを書いています。


11日は敦希の4歳の誕生日でした。


4歳というと、来年度は幼稚園に入園する年になります。(地元の幼稚園は2年保育なので)


同級生たちは幼稚園に入園して、賑やかになるのかな。来年度は私にとって精神的にきつい年になるんやろなぁ…なんてよく思います。


敦希を出産した日からもう4年。
0歳5ヵ月だった赤ちゃんが4歳に…


本当に信じられない気持ちというか、何というか…
そんなにも年月が過ぎてしまったのかと思うしかできず、4歳になった敦希を想像しようとしてみても想像すらできない…


それだけの月日が流れてしまったのだと思うことしかできませんでした。


どんな子やったんやろね
可愛らしい男の子になってたんかな
甘えん坊かな
お兄ちゃんと仲良しやったんやろな
もし生きていたら成長はゆっくりやったやろから、同級生と比べても小さくて幼い感じやったんかな


贅沢なんて言わないから…
病気でも生きることができるなら、生きていてほしかった
敦希の成長を見たかった
長男と共に育てたかった


そんな感じで一日色々と思うことがたくさんありました。


前日にちょっとショックなことがあり、気分が落ち込んでいたせいもあってか私の気持ち的には切ない誕生日になってしまいましたが…


でも長男が2ヵ月も前から敦希の誕生日のために計画を立てたり、メッセージカードやプレゼントを作ったりしてくれていて、前日も当日も敦希のために張り切ってくれて、かなり気持ちが救われました。


4年も経つと他人にとって敦希のことは所詮そんなものだよね…と卑屈に思うことも増えましたが、他人だから仕方がないのも十分理解しています。


亡くなった子の誕生日をお祝いする…
抵抗がある人もいるかもしれません。


そんな中でも毎年、敦希に会いに来てくれる友達が何人かいて、敦希の誕生日は命日と同様に感謝する日でもあります。本当に感謝、感謝です。


何年経っても敦希のことを想わない日なんてないし、運命だったとか、これで良かったんだ、なんて思うことは一生ありません。


区切りをつけろ
いつまでも…


なんて言われても、敦希は私の大切な子どもだから区切りなんてつける必要はないし、いつまでも想うことは当然だと思います。


ただ、他人にとっては…
それは仕方のないことだから、自分が傷ついても割り切るしかないのかな。


誰が悪い訳でもない
経験しないと分からないことがたくさんある


その分、私が我慢しなきゃいけないこともたくさんあるけれど…


やっぱりこれも仕方がないことなのかな。


私はこれからも敦希を救ってあげられなかったことを後悔しながら生きていくと思います。


でも、敦希の分まで前を向いて明るく生きていきていかないとね、とも思います。








敦希、誕生日おめでとう!


生まれてきてくれてありがとう!