大きな後悔 | 心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

心筋緻密化障害の兄弟の奇跡☆

3人の母です。

次男と三男は心筋緻密化障害(心筋症)をもって生まれてきました。

次男と三男の闘病記録と、亡くなった後の私の日々の気持ちを書いています。



8年前の今日、敦希が再入院した日。


検診でBNPが高くて入院することになった。

私は「服薬の調整をしたら2週間くらいでBNPが下がって退院できるかな」と呑気に考えていた。


まさか、ここから急変して、1週間後に亡くなるだなんて思いもしなかった。






私にはとてつもなく大きな後悔がある。何度も何度も何度も、この日からやり直したいと思っては時間は戻らないことを思い知り、泣いて泣いてどん底まで堕ちた。


私の安易な考えのせいで敦希はますます心臓に負担がかかってしまった。心臓に負担がかかってしまったら簡単には良くならない。


敦希は再入院から一気に急降下して、急変した。






何で私は普通に生きてるのか?

自分が許せなかった。


8年前の今日を思い出す度に胸が苦しくなり、罪悪感でいっぱいになる。


ずっとずっと私の腕の中にいて、大切に大切に育ててきた。長男と次男の敦希との兄弟の姿が本当に幸せだった。


私のせい。ずっと自分を責め続けてきたけど、夫や長男の支えもあり、責めることをやめた。年月が経つと罪悪感が薄れてきたのも事実。


でも、毎年1月31日はしっかりと思い出して後悔する。私が絶対に守るって言っていたのに、私はただただ泣くことしかできなかった。


今日から1週間。

私にとっては思い出す度に苦しくなる時間。






そしてもうすぐ8年の命日。


苦しい。