先日、わがやに急な来客がありました。
いつも明るくて可愛らしいママ友でした。
「どーしたの!?とつぜん???」
そう言うと、
「Miwaさんが、以前やっていたのと同じ仕事の
求人があったの!
わたし、やってみたいんだけど、
まずはMiwaさんに話を聞こうと思って
電話もせずに、来ちゃってごめんなさい!」
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彼女には、ふたり むすめさんがいて、
下の娘さんは生まれつき障害をもっている
お子さんだったので、
よく、小学校の運動会などで、車椅子の娘さんに
付き添って、競技の子供達の中に、
彼女の姿をみかけていました。
そんな下のむすめさんも手ばなれてきて、
ようやく、街の本屋さんのパートに
出られるようになったという彼女。
「やってみたいんだよね!」
明るい笑顔で話す彼女を前に、
すこし、懐疑的な思いを感じながら
その仕事について、説明をしていきました。
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「確かにね、すごくやり甲斐はあるかも知れない。
自分の書いた文章が、毎月本屋さんに並ぶって言うのも、
とても嬉しいよ。
でもね、忙しすぎて同僚の中には、
生活が破たんして離婚しちゃう人もたくさんいたよ。
いちばん売上を上げてる人は、
年収一千万円超えていたけど、
忙しすぎて、今月ベットで寝れたのは4日だけ、なんて
言ってたし。」
そう、あのころからずっと、
自分もまわりも幸せで、
豊かになるには
どうしたらいいんだろう???
って、わたしも、模索してきていました。
今日、彼女からメールがきて
「やっぱり、面接はいかなかったよ。」
って書いてきた。
うん。
あなたも、家族も幸せになっていくような
あなたにとっても理想の仕事を
することができますように・・・って
祈っているよ。
と、返信しました。
彼女みたいに、2番目の子を授かってから
ずっと、その子に付き添ってきたような、
尊い仕事をやってきた女性に
とっても良い仕事をプレゼントしてあげてくださいね、
カミサマ、そこんとこ、ヨロシク。